地方創生、地銀が起業家にできること−秋田

地方創生を牽引するリーダー人財

地域経済を活性化するためには、新たな雇用を生み出し、地域の税収入を維持しながら、イノベーションを起こし続けられる人財が必要だ。

そのリーダー人財こそが、起業家である。

しかし、起業家が成長し続ける過程でたくさんの課題が存在し、多くの起業家が企業を存続できない。1つの要因として、起業家が孤独であることが挙げられる。

秋田県の地銀が、この課題を解決しようと動き出している。

地銀が起業家にできること

地銀が起業家にできることとして、まず頭に浮かぶのが融資である。

ただ、起業家自身にお金を生み出す力が無ければ、融資を受けられたとしてもキャッシュなどあっという間に無くなってしまう。

これまでも、地方銀行は地元企業のために、事業計画の改善を支援したり、取引先の紹介によって販路開拓を支援したりしてきた。

そのようなビジネスの成長に直結する支援に加えて、最近では、起業家の成長を支援する動きが見られる。

秋田県にある秋田銀行は、「創業サポーターズクラブ」という県内の起業家の交流を促進する場を設立した。

起業家同士のネットワーク化

秋田銀行は、地方創生への取り組みとして、起業家同士のネットワーク化に重点を置き、支援を始める。

サポーターズクラブは、起業希望者や創業5年未満の個人・企業の入会を募る。指導役としてすでに県内で事業展開している起業家を約30人迎え、年に4回の交流イベントや少人数のワークショップを定期開催する。

□出典:日本経済新聞

更に、起業家・起業志望者の相談に応じる「創業サポートデスク」を秋田県内の営業店64店舗に設け、中長期的な支援を目指す。

交流イベント「アントレカフェ」の第1弾は、2月15日に秋田市で開催される予定だ。

□詳細:創業サポーターズクラブ

傷を舐め合う、繋がりは不要

課題は、このようなコミュニティに参加する起業家の質を高めることができるかどうかだ。

私自身、東北の起業家コミュニティに参加して感じたことは、「高い成長と貢献の意識を共有し、お互いを高め合えるかが重要」だということだ。

単に時々集まって、愚痴を言ったり、傷を舐め合うだけのコミュニティには、ほとんど価値を感じない。

起業家としての志を強く持ち、経営者としての能力を高め、人としての器を大きくすることで、ビジネスを成長させることができる。

そのような意識を持った起業家が集まる「地域経済を活性化するためのコミュニティ」の創造と拡大に、私自身も貢献していきたい。

東北の起業家コミュニティ「EO Tohoku」

【募集中】茨城県北ローカルベンチャーラボ2019ー地域おこし協力隊の制度を活用した起業支援




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