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じゅんさい。天然のゼリー膜を纏った秋田の貴重食材で、地域の未来を変える挑戦

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秋田名物、じゅんさい。

知らない人にとっては、ちょっと不思議な食材。じゅんさいは、沼や池など水中に生えているスイレン科の植物で、ゼリーや寒天のような膜におおわれた「新芽」を食します。

そんな「じゅんさい」の価値を高めて、地域を元気にしようという挑戦が行われています。

じゅんさい。天然のゼリー膜を纏った秋田の貴重食材

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じゅんさい生産量日本一の地域、秋田県の北西部にある三種町で、その取り組みがスタートしています。

認知度は低いように感じますが、日本人は古くからじゅんさいを食してきました。

『古事記』や『万葉集』などに奴那波・沼縄(ヌナハ、あるいはヌナワ)という記載がみられます。江戸時代中期の『農業全書』でも、山野菜の一つに挙げられ、栽培方法についても触れられています。

□出典:じゅんさいJAPAN

じゅんさいの特徴と言えば、ゼリー状のぬめり。これによって生まれる、つるっとした食感が癖になります。

また、近年はその機能性に注目が集まっています。その葉には、豊富なポリフェノールが含まれており、コレステロールや中性脂肪の代謝改善につながるそうです。

こんな素晴らしい食材にも関わらず、認知度が低いのには理由があります。

豊かな自然の中で、短期間しか収穫できない

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じゅんさいは、綺麗な水でしか育ちません。秋田・三種町では、世界遺産である白神山地から水を引き込み、育てています。

また、生のものを味わえるのは、主に6月から8月上旬頃までの僅かな期間のみです。

このような条件があるため、消費者へなかなか届かず、生のじゅんさいは貴重食材となってしまっているのです。

日本初の冷凍じゅんさいを流通させる

じゅんさい鍋イメージ

このような状況を受けて、地域を元気にしようと活動する三種町の戸嶋さんが、ある挑戦を始めました。

今回開発する商品は、じゅんさいの冷凍です。じゅんさいは野菜なので本来冷凍には適しません。これを生の状態に限りなく近づける事が、最大の目標です。これが出来れば、日本初の冷凍じゅんさいを流通させる事が出来ます。

□出典:FAAVO秋田

特殊な冷凍技術によって、旬の時期に味わえる「生じゅんさい」と同じ状態のものを作ろうという試みです。これによって、年間を通して旬の味を楽しめるようになります。

じゅんさい農家のため、地域のため

この挑戦の背景には、地域でじゅんさいを作る農家さんの存在があります。

安定的に、質の高い冷凍じゅんさいを市場へ提供できるようになれば、じゅんさい農家さんの所得を向上させることができる。より価値の高い商品を提供することで、若い農家さんが生きていける環境をつくりたい。

そんな想いで、戸嶋さんはこのプロジェクトに挑戦しています。

私たち消費者も、そんな冷凍じゅんさいができれば、美味しくて健康的な食材を年中食べられるようになりますね。

今回、戸嶋さんはFAAVOというクラウドファンディングサイト(ネットを通じて資金と支援者を募る仕組み)で挑戦中。豪華なリターンにも注目です。

気になった方は、是非詳細をチェックしてみてください。

1001じゅんさい生産量日本一!生産者の誇りと価値を未来につなげるプロジェクト

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