秋田の謎。厄払い後に同窓会-秋田/県南

shutterstock_164186141

日本には、「厄払い」と呼ばれる風習があります。身に降りかかる様々な災厄を祓うための祈願を受けます。

それは、「厄年」という年に行うとされています。一般的には、厄年は数え年で以下のように定義されています。

□男性:25歳、42歳、61歳
□女性:19歳、33歳、37歳

特に、男性の42歳と女性の33際は「大厄(たいやく)」と呼ばれ、その前後の年を「前厄(まえやく)」「後厄(あとやく)」と呼びます。

この習慣自体は、全国的に行われています。みなさんの中にも、ご自分で厄払いを行われた方もいらっしゃるのではないでしょうか? ただし、あくまで個人で1人ひとりが行われたと思います。

秋田では、友達みんなで厄払い

これ、全国でお話しすると結構驚かれます。

秋田県では、同じ中学校のみんなで一緒に行います。もちろん、希望者のみですが、合同で厄払いを行うわけです。

近年、その参加率は、おおよそ50-60%ぐらいです。つまり多いところでは、100人以上が一緒に厄払いを行うわけです。スゴいですね。

厄払い終了後、同窓会へと移行

更に、驚かれるのは、厄払いと同窓会がセットになっていることです。

例えば、33歳の時は、女性のみ最初に厄払いを行います。それが終了すると、同窓会会場へスムーズに誘導され、男性も交えて宴が開催されるのが普通です。そして、2次会、3次会と続くわけです。

これが、お盆中、秋田県内の至る所で行われます。この時期だけは、ホテルや飲食店も大忙し。

一部地域では、後厄でも集まる

そして、秋田県南の横手周辺エリアでは、後厄にも学校単位で集まり、同窓会を開催します。本当に秋田県の人は、みんなで集まって、お酒を飲むのが好きですね。

最後に:繋がりを大切にする秋田県民

この習慣が、どのような経緯で始まったのかは分かりません。もしかしたら、単純に集まって美味しい料理とお酒を楽しみたいだけかもしれません。

ただ、このような習慣のおかげで、10年ぐらいの頻度では、昔の友人・同窓生に会うことができます。人が生きていく上で、人の繋がりは大切な財産です。

人の繋がりを大切にする秋田県の文化に感謝。

関連記事一覧