朝から参加者が行列を作るコスプレイベントがあるらしい。
そんな情報をもとに、7月26日に開催された「響灯小町祭2015」へ参加しました。そのお祭は、600人を集客する、秋田最大のサブカルチャー複合イベントでした。
その仕掛け人である仁部友裕さんにお話を伺いました。
イベントが盛り上がる3つの理由
— なぜこんなに人を集めることができるんですか?
仁部さん:3つ理由があります。
1. 東方樂祭というキラーコンテンツ
多くのファンがいる「東方樂祭」というのがあるのですが、それを呼べるのが大きいです。ファンもいるので。
夏休みに入ってすぐのイベントのため、中高生を中心に注目を集めています。
2. ロケーションのユニークさ
屋外のステージが使えたり、市の中心部で開催できるなど、アクセスも便利です。ここでしかできないということだと思います。
3. 東京からも人がくるから盛り上がる
ゲストを呼んだり、お客さんとして東京からお越しになる方もいたりします。そのため、出展者も盛り上がるし、気合も入ってますね。
— 年々盛り上がっていますか?
仁部さん:はい、認知度も高まって、参加者数も増えていますね。参加するサークルの数で言えば、前回は20団体だったものが、今年は51団体になりました。
野望は東京に近づいていくこと
— このイベントを将来的にどうする、など思いはありますか?
仁部さん:ゴリゴリ東京に近づいていきたいと思っています。コスプレなどは、地方ではなかなか理解されない部分もあると思いますが、参加者の数が増えればその認識も変えられると思います。
秋田中で知られるようになっていきたいですね。
— 手応えはありますか?
仁部さん:はい。今年は、秋田市の補助金をつけて開催することができたので、着実に進んでいると思っています。
— 秋田への想いを教えてください
仁部さん:もっと地域貢献していきたいという思いがあります。イベントの規模を大きくし、県内の文化の発信拠点のひとつになればと思います。
コミックマーケットのように、2〜3日間のイベントを目指しています。
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□取材・執筆:
ローカルジャーナリスト
岡田 拓也さん