宮崎県北部に位置し、太平洋に面したサーフィン大国・日向市。この地で、起業や新しいビジネスを目指す若者たちが集まり、地方で稼ぐというミッションのもと立ち上げられたのが『日向ドラゴンアカデミー』だ。3期目となる今期、これまで4回にわたり各界で活躍する企業人の講話や地元企業の視察など、ビジネスに関わるノウハウを学んできた。そんな彼らにとって、集大成となるビジネスプランコンテストが、10月27日に日向市文化交流センターで開催された。
日向市で実現可能なビジネスを「日向愛」で構想
コンテストでは、アカデミーに所属するメンバーから代表8名が選出。日向市出身で経済産業省 経済産業大臣秘書官の日髙圭悟氏をはじめとする審査員が見つめる中、8名のプレゼンターはそれぞれのビジネスプランを緊張感漂う会場で披露した。8名のうち、日向市民は1名のみ。その他のプレゼンターは宮崎県内外から集まったメンバーだ。中には福岡県から通い続けたメンバーもいる。
【プレゼンター】
山田 安貢/テーマ「女性活躍!みんなと子育て整骨院」
鈴木 美南/テーマ「ヘベすを食卓に!〜日向ヘベすを活かしたレシピの考案と実践〜」
廣瀬 諒二/テーマ「TANKEN」
甲斐 慶太朗/テーマ「日向市専用焼酎をつくる。」
松浦 健二/テーマ「移住促進と働き方のアップデート」
黒木 萌/テーマ「ひとり親家庭に楽しく生きる環境を」
鈴木 宏明/テーマ「生産者から始める持続可能な日向人総活躍社会作り」
魚住 和弘/テーマ「日向あおぞらマーケット〜「リラックスタウン日向」への新提案〜」
アカデミーで日向市の魅力に触れたメンバーは、それぞれが思い描くビジネスプランを作成。「日向市って素敵な場所だな」と純粋な思いで構築されたプランは、いずれも日向愛に溢れていた。