PR for 日向ドラゴンアカデミー
宮崎県日向市で開催されている「地域で稼ぐ人財を育成する」地域ビジネス講座、日向ドラゴンアカデミー。
第5回目となる講座が開催されました。テーマはマーケティング。
講師は、マーケティングのプロフェッショナルであり、数々の有名企業で活躍し、現在は国立大学法人宮崎大学地域資源創成学部の講師を務める土屋有さんです。
「地域で稼ぐ」ために欠かせない、マーケティング発想を徹底的に学ぶ講義が展開されました。
マーケティングにセンスはいらない
マーケティングを構成するのは、「ルールとクリエイティビティ」だという土屋さん。
そしてそれは後天的に身に着けられると断言します。
マーケティングにセンスはいりません。マーケティングは、英語で言えば「アート&サイエンス」です。アートというと右脳っぽいことを想像するかもしれませんが、もともとの意味は「技術」です。
つまりマーケティングとは、技術と科学的な方法を身につければできるものなんです。
お客さんの気持ちに応えることが、マーケティングなんです。
行動を分解し、気持ちを分析する

自分の購買行動を振り返り、要素を分解する
マーティングというと、ニーズとウォンツであったり、市場の分析であったり、様々な要素が関わり合う分野として知られています。
しかしシンプルに「お客さんの気持ちに応えること」と理解すると、すぐに何が必用なのかがわかります。
それは、お客さんの気持ちを考えること。
例えば、お客さんがなぜその商品を買ったのかを考えることは、顧客の気持ちがどのように変化したのかを、行動と共に分解し、分析していくと、顧客の気持ちを理解することに繋がります。
そのときに自分自信をサンプルに考えてみましょう。
なぜこのペットボトルの水を買ったのか。このブランドの水がほしいと最初から思って買ったわけではなく、何か飲み物がほしい、それは甘くないほうがいいな、などボヤーッと考えながら、自販機に近づいて、あるところでこれが欲しいに変わってますよね。
その行動と気持ちの変化を分析していくのが第一歩です。
感じとって応えるための練習です。
お客さんがほしい本当の理由とは?

ワークを交えながらビジネスプランのマーケティングを実施
土屋さんは、買い手側の気持ちになることが重要だと強調します。
普段は、買い手側にもかかわらず、売り手側になった途端に「良いものさえ作れば大丈夫」「一度食べればわかる」という、売り手側の論理になってしまう人が多すぎるといいます。
自分に置き換えればわかると思います。普段何気なく、感覚で買ってますよね。
そのなんとなく、というのをいかに感じ取って応じるかが大事なんです。
何かが売れているとなったときに、なぜ売れているのか。お客さんがほしい本当の理由は何なのかを徹底的に考える。そうすることが、マーケティングにつながっていきます。
土屋さんは、運もあるが、マーケティングを活用することで、事業の失敗確率は下げていけると断言します。
行き当たりばったりの運任せではなく、顧客の行動を徹底的に考え、その気持ちに応えるからこそ、商品が売れるという状況は作り出せるということを実感し学ぶ講座となりました。
最終プレゼンテーションが11/26(日)に開催
約4ヶ月間の講座の集大成として、11月26日に「夢プレゼンテーション」が開催されます。
受講生が主役となり、日向ドラゴンアカデミーを通じて生まれた事業の成果を報告します。
豪華ゲスト陣も集い、新たなチャレンジを応援する場となることが期待されています。
入場無料、どなたでもご参加いただけます。宮崎県日向市から生まれる新たな取り組みに期待が集まります。
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