町営でブドウ栽培・ワイン醸造を行い「ワインの町」と知られる池田町で、地域ビジネスを生み出す方法を学ぶ講座が開催されました。
池田町の職員の方々と、近隣の自治体の職員、地域おこし協力隊、そして地域の方々が参加し、官民が連携し、池田町の活性化を考える機会となりました。
フィールドワークで地域の魅力を「発見」
講師を務めるのは、日本全国で地域の仕事づくりを行っている地域プロデューサーの斎藤潤一さんです。
この講座のきっかけとなったのは、池田町役場の職員である今井秀敏さんが、斎藤さんを取り上げた記事を見たことがきっけけだといいます。
斎藤さんは、まちづくりを楽しそうにやっているように見えました。池田町に何があるのかはわからないのですが、何かを見つけられるんじゃないかと思ってお願いしました。
と振り返ります。
池田町のランドマーク「ワイン城」からスタート
講座は、フィールドワークから始まりました。
まず訪れたのは、池田町を「ワインの町」たらしめているワイン醸造や研究の拠点となっている「ワイン城」こと、池田町ブドウ・ブドウ酒研究所。
ワイン城の名の通り、外観が西洋のお城のような佇まいをしています。
ここでは、池田町を語る上で欠かせなワインについて学びます。