毎週土曜日朝8:15から放送中の農業ビジネスについて考える宮崎MRTラジオ「稼ぐ農家ラジオ」。2月18日分をまとめました。
国家公務員から農家へ。有機農業のまち綾町で農業を営む中島さん
今週のゲストは宮崎県綾町で農業を営む中島博文さん。
元々は国家公務員として石川県金沢市にある農林水産省・北陸農政局に勤務。4年前に綾町へUターンし、実家の農業を継がれたそうです。
中島さんはご両親のお2人、そして奥様の計4人で農業を営まれており、施設きゅうりやトマト、柑橘類や露地野菜などを育てていらっしゃいます。
Uターン、そして就農ということでやはり気になるのはなぜ農業を継ごうと思われたのか。齋藤さんから早速「なぜ綾町へ?」という質問が飛び出しました。
離れた後に知った綾町の素晴らしさと「使命感」
綾町へ戻り就農されたきっかけについてはいろいろとあるそうですが、中島さんが語られた中で印象に残ったのが「使命感」。
前職の国家公務員の仕事でも農業関係の仕事をされていた中島さんですが、 “これは僕でなくともできる、けれども今親がやっている農業をしっかりと引き継げるのは僕しかいない” と感じられたそうです。
前職は技術職であった中島さん。前の職場でも、技術が継承されていないということが語られており、やる人がいないが為にそこにある技術が途絶えてしまうことのもったいなさを常々痛感されていたようです。
綾町を離れるときには知らなかったまちの素晴らしさを離れてから知ったとも語られていました。