2月14日から公開されている熊本県の移住PRムービー「くまもと移住前夜・宮本武蔵」。現代に語り継がれる最強の剣豪・宮本武蔵が熊本の地へと移住した史実をもとに制作されました。
主演をつとめるのは俳優の宇梶剛士さん。宮本武蔵が語る言葉とは!?
宮本武蔵が晩年を過ごした地・熊本
宮本武蔵がどこで生まれたのか、については兵庫県高砂市や岡山県美作市など諸説ありますが、晩年を過ごしたのは熊本の地。
57歳の時に熊本を訪れ、肥後藩主・細川忠利に仕えました。宮本武蔵が残した書としてあまりにも有名な「五輪書 (ごりんのしょ)」は熊本市の西、金峰山 (きんぽうざん) の麓にある洞窟で著されています。
両刀を抱き立ち姿で葬られた宮本武蔵
熊本の地で、62歳の生涯を閉じた宮本武蔵。日本各地に彼の墓は存在していますが、そのうちのひとつである熊本市の「武蔵坂公園」には、甲冑具足に身を固めて両刀を抱き、立ち姿で葬られている宮本武蔵の墓があると伝わっています。
この姿は “死後も藩主を見守りたい” “細川藩候の参勤交代の無事を祈りたい”という武蔵の遺言に沿ったもので、墓の場所は参勤交代の行列が通った大津街道沿いに建てられたそうです。