使命とビジョンを掲げ、行動を積み重ねると、想いは届く。
「地域を盛り上げよう、地域資源を活かそう。」口で言うのは簡単ですが、行動を起こす人はまだまだ少ないのが現実です。そして、更に難しいのは行動を積み重ねること、続けることです。
一貫性をもって、継続性を保つことはとても重要です。
1200株の紫陽花が咲くお寺
秋田県の鼻のように、日本海側へ突出している男鹿半島。
そこには、雲昌寺というお寺があります。近年、こちらのお寺が「あじさい寺」として男鹿市の新しい観光スポットに成りつつあります。
副住職の古仲宗雲さんの手によって、15年かけて育てられた紫陽花は約1200株。多くの人が、その魅力を感じようとお寺を訪れています。
3つの青が伝える想い
鮮やかに咲き誇る紫陽花の青、天高く晴れ渡る空の青、そして、紫陽花と続くように広がる海の青。とても素晴らしい景観だと、お寺を訪れた人々は伝えています。
その美しい観光スポットをつくったのは、副住職 古仲さんの地域に対する想いです。そして、15年もの間、紫陽花を育て、情報を発信し続けたことが、このような結果を生んだのだと感じました。
地域の未来を想い、人々が集まる場をつくろうと行動を積み重ねた素晴らしい取り組みが、人々を魅了しています。
男鹿市観光スポット
雲昌寺
□住所:秋田県男鹿市北浦北浦字北浦57 MAP
□料金:無料
※駐車場が満車の場合は、男鹿市役所北浦出張所や北浦漁港の駐車場も利用可能