10月11日六本木。六本木ヒルズを背景にする会場で、約150年続く江戸型染を引き継ぐ本品堂の大野さんと工藤さんとワークショップを開催しました。
本品堂と参加者との対話を通じて、私達が目指すモノヅクリの形が明確化してきました。
キーワードは、「伝統」と「交流」
私達が目指すモノヅクリは、「伝統」と「交流」です。
製品を創るだけではなく、製品を通じて、地域交流を提供する事を大切にしていきます。
品質・ストーリー。プラスアルファが必要
世の中は、物で溢れ、人は、ただ質が高い製品では、物足りくなくなりました。
そして、その次に、製品に付けられた価値は、「ストーリー」でした。
製品にまつわる背景・沿革情報や職人のこだわりを消費者に伝える事で製品をPRしていく手法が流行りました。
しかし、ソーシャルメディアの発達もあり、消費者の目が肥えてきた今。もはや、眉唾で造られたストーリーでは、消費者は、納得しなくなりました。
製品購入した人同士の「交流」を提供する
私達が、提供する製品には、製品を通じた人同士の「交流」が存在します。
この交流は、製品を購入した同士だけではなく、私達まちづくりGIFTのメンバー及び、職人を含めた製作者も含まれます。
飫肥杉の手拭いを持って、植樹に行こう
本品堂は、約150年続く江戸型染。そして、まちづくりGIFTが愛する宮崎県の飫肥杉は、400年の林業の歴史があります。
本品堂と飫肥杉のコラボレーションを考えたら何ができるか?
それは、飫肥杉模様の本品堂の手拭いと考えております。手拭いは、古くから様々な用途で使われてきた日本の伝統的なツール。
この手拭いを本品堂が、デザインをし、さらにそれをもって、宮崎県に植樹をするという交流を生み出すのが今回の製品です。
まだまだ製品は、アイデア段階ですが、行動しながら良い製品を生み出しいきたいともいます。