秋田から、教育の新しい仕組みが始まる。
「留学」という言葉を聞くと、多くの人が日本から海外への留学をイメージされると思いますが、それとは異なる留学のカタチが秋田でスタートします。
それが、「教育留学」という仕組みです。
学力日本一の秋田へ教育留学
秋田県にある北秋田市が、全国の小中学生を対象に「教育留学」と呼ばれる短期的な体験学習を始めました。
全国学力テストでトップレベルの教育を体験してもらうのが狙い。児童生徒は、同市の教員住宅と山村留学センターに宿泊し、市内の小中学校に通う。土日は市が準備する自然、農業体験もできる。
□出典:河北新報オンラインニュース
時期さえ調整すれば、全国の小中学生にとって非常に良い制度だと感じました。
夏休みを有効活用して自然と学びの両方を体験
秋田県の夏休みは、都市部の学校に比べて1週間ほど早く終わります。
その休み期間の差分を活用して、秋田への短期的な「教育留学」が可能になります。今後、その留学期間中の登校日数も、元の学校の登校日数に組み入れるように調整していくそうです。
自然の中で様々な体験をできることに加え、日本一の学力を示し続ける秋田県の教育プログラムを体験できることは、子どもたちにとって大きな財産になるはずです。
秋田県人が想像する以上に魅力的な地域
最近、大学生と話をすることが多いのですが、1つ気付いたことがあります。
秋田は、秋田県人が思っている以上に魅力的な地域だということです。県外出身者が、秋田の学校に入って2〜4年間、地域の人々や自然に触れることで、秋田を好きになり秋田のために何かしたいと思うようになっています。これは凄いことです。
「教育留学」を通して、まずは秋田へ来てもらうこと。それは、秋田を子育・教育の地にしていくことに繋がるはずです。
□利用料:食費・宿泊費込みで2200円/日
□連絡先:秋田県教委生涯学習課 018-860-5184