広島県福山市は2016年7月1日に市制100周年を迎えます。100周年を記念して行われるギネス世界記録挑戦の募集が3月1日から始まりました。
100万本のバラ! “ばらのまち” と呼ばれる広島県福山市
広島県南東部に位置する福山市は広島市に次ぐ第2の人口がある市。”ばらのまち” としても知られています。
ばらのまちの始まりは昭和31年の戦後のこと。「戦災で荒廃した街に潤いを与え、人々の心に和らぎを取り戻そう」として現・のばら公園付近の住民たちが公園にばらの苗木1,000本を植えたことから始まりました。
同年からはバラの展示会も開催され、その後もバラは福山市のまちづくりにおいて大切な位置付けとなっていきました。
2007年には “ばらのまち福山” の名前が誕生し、2010年には市制100周年の2016年7月を目指して福山市をばらでいっぱいにする「100万本のばらのまち福山」の事業を開始。2015年9月末までに96万本のバラの花がばらのまち福山に植栽されています。
5月21日は福山市が定めた”ばらの日”
バラとともに歴史を歩んできた福山市では、2015年9月に「福山市ばらのまち条例」を制定。
現在市で開催されている「バラ展」の第1回目の開催が5月21日であったことから5月21日を「ばらの日」として制定し、ばらの普及活動やばらを贈り合う習慣などの普及に努めています。
市制100周年記念! ばらの日に開催されるギネス記録挑戦
今年の5月21日のばらの日には、市制100周年記念行事であるギネス世界記録の挑戦イベントが開催されます。
世界で初めてとなる挑戦の内容は「同時にブーケを贈り受け取った最も多いペアの数」というもの。市では500組1000人の参加を目指し、3月1日から3月31日まで挑戦者の募集を行っています。
ペアでの参加が必須条件となりますが、参加費は無料。同日には、ばらのまち福山応援大使・加藤登紀子さんを迎えた音楽祭も開催される予定です。詳細は福山市ホームページから。
参照元:ばらのまち福山