移住・定住。どこで暮らすのか、どこで生きるのかを考える際、何が重要になるでしょうか?
人生を豊かにする要素は、人によって異なるでしょう。しかし、突き詰めていくと、そもそも「安心して、生きていけるのか」という問題が、場所によっては出てきます。
治安の良し悪しは、実際に住む上で重要なポイントでしょう。
秋田県は日本一安全な場所?
秋田県は、刑法犯認知件数が日本で最も少ない地域です。
2015年の秋田県内の刑法犯認知件数(暫定値)は前年比449件(12・5%)減の3154件で、戦後最少を更新した。防犯意識の向上や防犯カメラの増加が背景にあるとみられる。県警の検挙率は4・2ポイント減の60・3%で、前年より順位を下げて全国2位となった。
□出典:さきがけonTheWeb
秋田県の刑法犯認知件数は、2001年から14年連続で減少し、現在は当時の約1/4ほどの数まで減っているそうです。
刑法犯認知件数と検挙率
刑法犯認知件数、あくまで警察に犯罪として認知された件数で、実際に発生した件数とは必ずしも一致しません。しかし、日本国内で最も少ないとなれば、その分、安全である可能性は高いと言えます。
また、全国的な平均と比較しても、検挙率60.3%はかなり高いです。犯罪者が野放しにされず検挙されているとすれば、その分、安心して暮らせます。
防犯カメラ効果か?
このような結果の要因として、防犯に対する啓蒙活動と防犯カメラの設置が考えられます。
防犯カメラがあり過ぎると、窮屈な印象も受けるかもしれませんが、やはり防犯効果は高いようですね。