福島県を拠点にアニメ制作を手掛ける福島ガイナックスが、海外進出しそうだと伝えられえています。
「ガイナックス」の名の通り、『新世紀エヴァンゲリオン』などで知られるガイナックスが、復興支援を掲げて福島に設立した会社です。
福島をアニメの聖地に
福島ガイナックスはただのアニメーション制作会社ではありません。
日本初の本格アニメーションミュージアムとなる、「空想とアートのミュージアム 福島さくら遊学舎」も運営しており、「福島をアニメの聖地に」をキーワードに、地域に根ざして活躍する企業です。
福島ガイナックスが目指すのは、中東でのアニメ制作プロジェクトです。
なぜ中東に進出するのかといえば、中東では、アニメ視聴数が上がっている一方で、日本のアニメ関連企業の進出がほとんどなく、コンテンツビジネスが十分に発達していないため、アニメ市場として十分な可能性があるとしています。
現地に、アニメ制作のノウハウがないこともあり、企画段階から共同で制作していく方針だそう。
中東をはじめ、世界展開も視野に入れているという福島ガイナックス。
福島から世界に繋がる取り組みに期待したいですね。