宮城県仙台市に、年金の窓口株式会社という会社があります。
保険事業、電力事業、年金事業がメインの会社で、会社の代表である山下晴輝さんは、「社会に必要とされる会社を作りたい」という思いで、会社の設立時から「仙台城の復元を目指したい」という想いがあったそうです。
現在では、その想いを実現するべく「仙台城復原プロジェクト」の代表も務められています。
いうなれば、一企業が、地域を盛り上げる投資を行おうとしています。
その理由をうかがいました。
地域を盛り上げる投資を行うたったひとつの理由
全員にとって良いこととは何か
想いはシンプルです。
「社会に必要とされる会社を作りたい」ということです。
何が一番良いかを考えると、仙台城復元が、活気ある仙台をつくるために必要で、それは仙台に住む人達全員にとって良いことになると考えています。
良いことをするということは誰かに与えるということで、与えれば、与えられると思っています。
だから生まれてきた中で一番良いことをしてみたいと思っています。
このプロジェクトからの利益は考えていなくて、自分が動くことできっかけになり、市民のみなさんを巻き込んで「これ楽しいね!」という輪が広がればと考えています。
仙台が外貨を稼ぐことの重要性
自分自身のきっかけは、震災にあります。
震災復興の段階で、外からお金がつぎこまれているのが現状で、数百億円で堤防を作ろうとかそういう話になっています。
震災復興の後の姿を描かないといけない。そのためには、仙台が外貨を稼ぐ必要があるし、そうしないと経済が伸びません。
具体的に言えば、昼間に観光客がやってきて、お金を落とすような場所を作ることが、企業にとっても、市民にとっても大事なことだと考えています。
一人ひとりのメッセージが集まり、大きな声へ
お祭やイベントなどで、市民の皆様に仙台城復元へのメッセージを書いて頂いています。
市民のみなさんに「作りたい」という声を上げていただくことが大事だと考えています。
その声を伝えていくことで、さらに輪が広がっていくはずです。
一緒に作る仲間になってほしい
一緒にやろう!と言ってくださるのが、一番うれしいです。
この街は、私たちひとりひとりが作るものだと思います。
だから、一緒に作るというムーブメントになれば最高だと思います。
今後、Facebookページを立ちあげて情報発信をしていく予定ですので、ぜひ「いいね」を押して仲間になってください。
一緒に仙台を盛り上げましょう!