北九州の八幡西区では、副都心黒崎開発推進会議や商店街の担い手たちが連携し、「地域づくりマネジャー養成塾」という塾を開催しています。
開催3年目を迎え、今年はアウトプットの年とし、具体的な地域づくりの計画を策定するといいます。
計画を実行するフェーズへ
地域づくりマネジャー養成塾は、今年で4年目を迎えています。
昨年は、3年間の内容をまとめた「新・黒崎まちづくり戦略~黒崎タウンドシップ宣言」を発表しました。
その内容のポイントは、
1. 多様なビジネス主体を応援する仕組みの実現
2. コミュニティー機能充実
3. 地域企業を応援
の3点を掲げています。
その上で、4年目の地域づくりマネジャー養成塾は、この方向性に基づいて、自分たちで実践可能な計画づくりを行うとして実施されています。
ゲストもユニークで、直近の塾では能楽師の安田登氏が講師を務めました。
日本の伝統や仕組み価値観を手掛かりにこれからの地域やコミュニティに必要な仕組みや価値観、リーダーに問われるマネジメントが見出されば、と企画されたそうです。
多様な視点からまちづくりを見る試み、今後にも注目です。