和歌山県串本町有田の串本海中公園センターで、珍しい生き物が展示中です。
それは、全長約75センチの”ナマコ”
なかなか見ることができない生き物です。
本州では初記録!
この生き物の名前は、「トゲオオイカリナマコ」といいます。
本来は、亜熱帯や熱帯の海のサンゴ礁に生息しています。
日本では、沖縄や高知沖などで生息確認がされていますが、今回で5例目になるというほど、珍しい存在です。
本州では初記録となり、トゲオオイカリナマコの分布の北限記録を更新したかたちになります。
トゲオオイカリナマコは、体表にいかり状の骨片が散在しているのが特徴で、触手をつかい、有機物や藻類、微生物などを食べます。
水族館ではクリスマス限定水槽も登場中!
同水族館では、25日のクリスマスに合わせて、「クリスマス水槽」の展示が始まっています。
クリスマスをテーマに、樹木や雪だるまや雪などを、16種類・約100匹の魚など、串本の海にいる生き物で構成。
渾身のできとなっています。
ちなみに、この水族館は、串本の海に住む生き物のみで構成された水族館です。
約500種・5000点が展示中。
まさに海そのものを「見る」ことができる水族館なのです。
一度訪れてみてはいかがでしょうか。