日本一小さな村、高知県大川村で開催される、完全予約制のBBQ「謝肉祭」があります。
毎年11月3日のみ。今年で32回目です。
村民500人に対して、用意されるチケットは1500枚。
田舎のBBQイベントで予約って〜。と思ったあなた。
謝肉祭はただの田舎のイベントじゃありません!
アクセス悪いけど人が集まります!
大人料金5000円。
会場は、高知市から車で2時間半。
開催は、11〜15時のたった4時間。
辺りに宿はほとんどありませんので、ビールを我慢して自家用車で行くか、みんなでバスをチャーターするしかありません。
決して、全く、好条件ではないんです。
でも、全国から人が集まっちゃうんです。
4ヶ月前の8月中旬から発売開始されますが、3-4日で完売してしまうほどの人気なんです。
何がすごいって、幻の牛「大川黒牛」が食べれるんです
提供される肉は、「大川黒牛」という、大自然で育った牛。
年間約100頭しか出荷されないという幻の牛を、この日のために4頭くらい捌きます。
参加者の口コミでも、口に入れた途端にとろける!!!と大絶賛。
出荷数が少なすぎて、ネットではほとんど買えません。
各参加者一人一人に、パックに大盛りの大川黒牛や野菜が準備されていて、そのセットを受け取ります。
席が指定されているので、自分のお席でいただきます。
大川村が作った焼肉タレ「謝肉祭」がはいった、竹筒のお椀で、「さあ!いただきます!!!!」
お酒販売コーナーは、1年分の売り上げを稼ぎます。たった4時間で、です
おにぎりやおでんなどの販売もあって、いろいろ食べれて嬉しい。
飲み放題の日本酒など、アルコールも用意されています(さすが高知)。
売れ行きは、普通の酒屋の年間売上ほどだそうです。
そうです。。。
1日、というか、4時間で1年分稼ぎます。
チャンスは来年
このイベント、当初は、村の畜産復興のために始まったそうでして、初回参加者は村民400人。
小さな村のイベントが30年も続くなんて、大川村が愛されている証ですね。
皆様お察しの通り、2015年開催分のチケットはもうとっくの昔に完売になっています。
来年分はまた8月に発売になる予定ですので、あと半年とちょっと、お腹を空かせて待ちましょう!!
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Written by Mayumi Kawamura