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「奇跡の1マイル」沖縄県庁前から1.6km続く国際通りにはそんな異名があります。
Tシャツやかりゆしウェアのお店、あるいは泡盛や沖縄スイーツのお店などが所狭しと並ぶ沖縄の中心地です。
ここではこの国際通りの魅力について解説します。
なぜ国際通りが「奇跡の1マイル」か?
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国際通りはもともと1933年に旧那覇市中心部と首里市を結ぶ最短ルートとして「新県道」の名で使われていました。
それが沖縄戦後に那覇中心地が米軍に接収されてしまったことからこの土地に少しずつ人が集まり始め、自然と闇市が広がります。
1948年に「アーニー・パイル国際劇場」という映画館が開館したころから「国際通り」と呼ばれるようになります。
時代が下るにつれ観光地としての地位を不動のものとし、あらゆる商店が軒を連ねる「沖縄」テイストたっぷりのごった煮ストリートと化していきます。
国際通り周辺の路地などを歩いていると、未だに時代から取り残された食堂やホテルなどに出会うことができます。
そういった過去と現在が同居している点も国際通りの魅力です。
お土産だったらなんでも揃う!
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ちんすこうに紅芋タルト、サーターアンダギーにシーサー、かりゆしウェア……ここ国際通りで揃わない沖縄土産はほとんどありません。
沖縄土産の定番「塩」ですが、これも「塩屋(まーすやー)」に行けば沖縄各地の塩が一堂に会しています。
また、「沖縄の風」では沖縄アートの雑貨にたくさん出会えます。「サーターアンダじぃ」や「ゴーヤー夫人」「ノーマンディ」などのユニークなキャラクターや、方言を使った「沖縄おもしろカルタ」など定番以外のお土産を選びたい人に嬉しいアイテムが盛りだくさん。
他にも沖縄の貝殻を使ったアクセサリーを扱う「Ti-da Beach」など、本当に色々なお店があるので、買わずに見て歩いているだけで十分楽しめること間違いなし。
国際通りで食い倒れよう!
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沖縄土産ならなんでも揃う国際通りですが、もちろん沖縄グルメもなんでも揃います。
沖縄そばや沖縄の家庭料理はもちろんですが、本土ではなかなか出会うことではないであろうヤギ肉を使った料理が食べられるお店もあります。
国際通りを東へ向かった牧志駅の近くにある「山羊料理さかえ」はヤギ肉の名店です。ヤギ肉の刺身を始め、臭みのない独特の風味が特徴のヤギ肉を堪能できます。
国際通りには沖縄返還以前から営業している食堂・「むつみ」をはじめ、沖縄の歴史を見てきたお店もたくさんあります。
沖縄の味覚に舌鼓を打ちながら、現地の人たちの話に耳を傾けるのもおすすめの沖縄の楽しみ方です。
あなたは国際通りをどう遊ぶ?
ここで見たように国際通りは色々な楽しみ方ができます。
食べて飲んで、沖縄土産を買って……そんな定番の沖縄観光ももちろんあり。
あるいはふらりと人気の少ない路地に入って、目に付いた居酒屋や食堂で現地の人たちと交流を深めるという楽しみ方もあり。
さあ、あなたは国際通りをどう遊びますか?