あまり見てなかった?大河ドラマ「八重の桜」
2013年に放映され、ヒットを飛ばした「八重の桜」。
見ていた方も多いのではないでしょうか。
八重の桜は。会津藩の山本家の長女、新島八重を描いたドラマです。
会津編と京都編に分かれており、2つの場所を舞台にした大河ドラマは
近年の例を見てもかなり特殊であったと言えます。
八重の桜は知名度不足から視聴率こそイマイチでしたが、経済効果は非常に大きなものがありました。
今回はこの「八重の桜」について、今一度振り返ってみたいと思います。
八重の桜のあらすじ
八重の桜は1865年、南北戦争終結直後からの物語が描かれています。
始まりは福島県会津若松市で、政府軍と戦う一人の女声が居ました。
彼女こそが八重で、この物語の主人公です。
そして時代は移り、日本は混沌の時代を迎えます。
後に会津戦争と呼ばれる内戦を経て、京都編へとつながっていくストーリーです。
京都編では出会いと分かれ、明治という新しい時代への希望が描かれています。
様々な魅力が詰まっており、多くの人をとりこにした大河ドラマと言えるでしょう。
八重の桜に使われたロケ地
八重の桜では、様々な名所が登場します。
その中で印象的なのが、オープニングに登場する桜です。
石部桜と呼ばれる場所で撮影されており、放送終了後は多くの観光客が訪れました。
他にも八重の桜は数多くのロケ地が使われています。
福島と京都を中心に、つくばや千葉県もロケ地として使用されました。
八重の桜で使われた茨城県のロケ地
茨城県でも複数のロケ地が採用されています。
主に江戸の町並みの撮影に使われており、当時の町並みが忠実に再現されています。
茨城へ足を運ぶ機会があれば、一度行ってみてはいかがでしょうか。
八重の桜の経済効果は?
そして福島県への経済効果も大きなものとなりました。
2013年は統計を取り始めて以降、過去最多となったそうです。
経済効果は同じ福島県で撮影された「あまちゃん」を大きく引き離し、100億円を超えたとも
言われています。
2015年は鶴ケ城天守閣再建の50周年にあたり、今後も力を入れていくとしています。
八重の桜は「隠れた名作」
八重の桜は視聴率が振るわなかったものの、経済効果は非常に大きかったのです。
視聴率がそのまま経済効果に跳ね返る大河ドラマとしては異例であったと言えるでしょう。
まだ見たことが無い方も、機会があればご覧になってみてはいかがでしょうか。
八重の桜で福島や京都の新たな魅力に気づくことがあるかもしれません。