知られていない地域の魅力。編集者のタマゴが情報発信を学ぶ

PR for 地域を編集する学校

前編に続き、「地域を編集する学校」のフィールドワークの様子をお伝えします。

1日目につづいて行われた2日目のプログラムは、地域の様々なカテゴリの方々をガイドに招き、チームごとにガイドさんと町を巡りながら取材をするというものです。

歴史から見る・学ぶ・体験する別府

4カテゴリあった中から同行したのは、『あさみ地域振興会』さんがガイドする「朝見地区の町歩きから学ぶ歴史」チーム。

朝見地区という、この場ではじめて聞いた場所、そしてベテランの町歩きガイドさんということで、これまでの印象とは違った別府の一面を知ることになりそうです。

まず向かったのは「八幡朝見神社」。樹齢1000年を言われる夫婦杉を超え、設立のきっかけから、この周辺にはどのような人たちが住み、どのような産業が成り立っていったのかという話から始まりました。

ガイドさんの話をメモしながら、気になったポイントの写真もしっかり抑えつつ、自分なりにインプットしていきます。

ガイド付きの町歩きは、まさに生の情報。インターネット上で得られるものとは、情報量が桁違いです。

歴史を知ると、知らなかった別府が見えてくる

次々に出てくる知らない別府の歴史。そこには”別府=温泉”というイメージはありません。

時間の都合上コースを短縮して巡ることになりましたが、昼食会場でも地図を広げて、訪れることができなかった場所の歴史の話も行われています。

約2時間半ほど町歩き取材をしてみての感想を参加者に聞いてみると、

温泉と聞くとどうしても温泉のイメージが強いので、史跡とかそういうのは全く知らなかったんですけども、意外にも神社や隠れたスポットが存在する点を気づくことができましたし、知られていないだけで外部発信する材料としてはいっぱいあるのだと思いました。

昨日今日と経験して、自分の聞きたいことを聞き出すというのがなかなかできなかったかなと感じています。まだまだ伸ばす必要があると思ったので、まず今回の記事を書きながら、次回までに聞き出すスキルとかを徐々に実践していくべきだなと思いました

自分自身の出身地と重ねる参加者も

いま住んでいるところが過疎の地域で、移住者が増えてはきているものの、年配の方が知っている味や文化や風景がなくなっている状況をなんとか残していきたいと思って、リトルプレスをつくるスキルを身につけるため参加しました。

実は私が住んでいるところも温泉があったりとか、自分の地域と被っているところもあって、自分の地域に置き換えて、今後リトルプレスつくるときに、今回別府を回ったときのように、真っさらな気持ちでかけるように心がけようと思いました

いきなりの現場で、試行錯誤しながら取り組んだ様子がわかります。改めて訪れたいと語る参加者も。

短い時間なりに、町を楽しめたなと思います。職業柄、建物や不動産目線で見ていたんですけど、同じ九州の中でも文化がちょっとしたところでも違うなと感じたり、その違いはどこからくるのか探りたくなりました。

また旅行が好きなので、いろんなところから参加している皆さんと交流ができたので気になった地域には旅行の計画立てたりしたいなと思っております

宿題は、記事を1本書いてみるというもの

今回のプログラムでは、2週間後にこの別府フィールドワークについて参加者全員が1本記事を作成することになっています。

「朝見地区の町歩きから学ぶ歴史」チーム以外の3チーム含め、フィールドワークから感じとったことは様々でしょう。

“温泉”だけではない別府の魅力を記事にするのもよし、いろいろ巡ってみて改めて”温泉”についての記事を書くのもよし、テーマはそれぞれ個人の感性に委ねられます。2週間後、どのような記事が出来上がってくるのでしょうか。

全国に戻っても、新富町とのつながりが残る

主催であるこゆ財団の高橋さんにプログラムに対する想いをうかがった。

全プログラムが終わったら、それぞれがライターだったり編集者となって全国に戻っていきます。それぞれの持ち場でスキルを使って発信してほしいです。

僕らこゆ財団は新富町なので最終的に新富町でやってみたいという方が出てくるのが一番ではありますが、そうならなかったとしても日本中に対して地域の資源を見直してその価値を感じてもらい、みんなが幸せな町になるように活動ができればいいなと思っているんです。彼らがその種火になってまずは日本中に散らばってもらってほしいと思いますね。

このプログラムでできた絆ってこれからも続いていくものだと思うので、そういう意味では僕ら新富町と日本全国の人たちとの関係性が続いていければと思います

共に成長できる学びのコミュニティ

「地域を編集する学校」は、単なる講座ではありません。これはいうなれば、同じテーマのもとに集った人たちが属するコミュニティだといえるでしょう。合宿を通じて、相互理解も深まり、一緒に学び合う中で、ひとつのコミュニティが形作られようとしています。

高橋さんの言葉の通り、きっかけは新富町のプロジェクトだとしても、そこを起点として全国で編集・発信できる人が増えれば、まだまだ知らない町の魅力を知ることになります。

受け取り手としての側面だけでない、生の情報を届けてくれる記事がうまれることで、地域の価値を高めていくことにつながるでしょう。

今後、どのような変化が起こるのか。今から楽しみな講座です。

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