
神戸市の野田北部地区では、チラシや看板撤去をはじめ、ごみ広いなどまちの清掃美化に積極的に行ってきました。
しかし、住民一人一人の心構えが変わらない限り、ごみは、増え続けてと根本的な改善にならないことがわかりました。
そこで野田北部協働プロジェクトの一環として、まちづくり宣言を行い、その宣言文をまちのいたるところで掲げ、住民の意識に働きかけることを行いました。
「ポイ捨ては、だめだよ」
街に指針があると、例えば、ごみをポイ捨てした人に対して、自分の意見ではなく、街のルールとして「ポイ捨ては、だめだよ」と注意することができます。またそのような相互意識ができることで、お互いがお互いを意識しあい、共に住みよいまちづくりをするために行動ができるのです。
ここで大切な事は、これが街を歩いていれば、どこでも見られること
どこの町でもこのような宣言文やメッセージをたてられていますが、一度聞いただけで覚えられるようなキャッチーなコピーは、少なく、すぐに忘れてしまいます。
まちづくりの指針をみせることで、行政のメッセージも届き、市民同志が意識しあい、また子供への教育にもなり、地域への思いも深くなるものです。地道な活動ではなりますが、見るだけでも元気になれる宣言文です。