寄稿者ーTEN TO TEN
[aside type=”normal”]MACHI LOGでは、イベントの紹介のみを行っております。イベントに関する概要や詳細は、イベント主催者様に直接ご連絡下さい。[/aside]
昨年4月に開講した、丸の内朝大学「地域リブランディングクラス〜宮崎県綾町と東京をつなぐサービス開発」には地方創成に興味を持つ沢山の人たちが集まりました。
「綾町の自然生態系という考えや、地域を盛り上げるというのはどういうことなのか?」を沢山教えていただきました。フィールドワークでは実際に綾町にも行きました。そしてチームごとにアイディアを出し合い、受講期間の最後にはコンペ形式でアイディアを争いました。
独自の活動が始まっています
その中の1チームが優勝し、朝大学終了後に立ち上げたのが「TEN TO TEN(点と点)」。
メンバーは、通信会社、コンサルティング会社、システムエンジニア、医薬品会社、省庁、語学開発会社、コミュニケーションデザイン会社他に勤める方々です。
愛する土地のため、大好きな人のため、残したいホンモノのため。それが彼らを動かす
東京の企業で働くサラリーマンや会社経営者がTEN TO TENのメンバー。
地域の現場にいつもいれるわけではありません。
しかし逆に都会に住む客観的性を生かし、地域にあるホンモノや、ホンモノを創るヒトを探し、磨き、それを都会や世界と結ぶ。まさに点と点を結ぶ取り組みをイメージし、このネーミングをつけたそうです。
働きながら地域のプロジェクトを抱えるのは大変なこと。
でも、メンバーが愛する土地のため、大好きな人のため、残したい文化のために、忙しさを越えてプロジェクトを立ち上げ解決しています。
有機野菜をテーマにしたイベントを開催
昨年10月にはTEN TO TENで初めて綾町の有機野菜を題材とした食イベントを行いました。ほとんどのメンバーがイベント主催が初体験の中で、綾町への思いが沢山詰まった内容を考え、創り、とても温かいイベントとなりました。
参加者の皆さんも綾町野菜の美味しさや綾町の自然生態系農業を知り、綾町ファンが増える会となりました。
活動が現在も続いています
その後のTEN TO TENの取り組みとしては、メンバーの実家がある福井県鯖江市で伝統工芸品を創るお父様の作品を通じて、伝統工芸産地のこれからを考えるイベントを開催。
現在全国で課題となっている伝統工芸を次世代へどうつなぐか、お客さんじゃなかった人々にどう振り向いてもらうか、等の問題に取り組んでいます。