数年前より、その機能性に注目が集まっている「こめ油」をご存知でしょうか?
こめ油は、その名の通り「玄米」から搾った植物油で、栄養価の高さや油としての高い機能性が特徴です。
山形県にも、「こめ油」を製造している会社があります。
山形の「こめ油」の会社が、化粧品開発
□画面キャプチャ:三和油脂株式会社
山形県東部に位置し、将棋駒と温泉のまちとして知られる天童市。そこに本社を構えるのが、「こめ油」を製造する三和油脂株式会社です。
同社は、単に油を製造するだけでなく、「米ぬか」を研究し、様々な可能性に着目しています。
こめ油を一人でも多くの方々に利用していただき、皆さまの健康に貢献出来ますことを願っております。
また、こめ油と米糠を利用したイノベーションに挑戦し、これから、瑞穂の里をもっともっと元氣にするため、社員一丸となり皆さまの期待に応えて参ります。
□出典:三和油脂株式会社
その想いが、今一つの形になろうとしています。
東北産の米ぬかで化粧品開発
化粧品製造のコスメティック・アイーダ(神奈川県大和市)が、三和油脂株式会の技術に着目し、東北産の「米ぬかから抽出したエキス」を配合した化粧品開発に乗り出しました。
化粧品開発では材料は東北産のコメからとれた米ぬかを使用する。米ぬか独特の臭いがあるが、食油を製造している三和油脂の研究で焼酎麹(こうじ)菌と乳酸菌を使い、米ぬかを2段階で発酵させてにおいを取ることに成功したという。
□出典:日本経済新聞
東北にも、様々な研究開発を行なっている企業がまだまだあります。
仮に1社では難しくても、それらが連携することで、今回のような商品開発は可能なはずです。
私も1人の東北の起業家として、社会をより良くするという意識で、東北の企業が手を組み、イノベーションを起こし続ける未来を描いていきたいと考えています。