老若男女から愛されているまんじゅう。皆さんも1度は食べたことがあるのではないでしょうか。
全国和菓子協会によると、まんじゅうの種類は数十種類にもおよぶそうです。
加えて、同じ種類のまんじゅうの中にも味や形など色々なものがあり、作る人によって個性が表れているなので、選ぶのも楽しみの1つですよね。
まんじゅうの用途も多様
まんじゅうは贈り物から我が家のおやつにまであらゆる用途に使えることから、その利便性も人気の要因の1つです。
消費量1位は熊本県!
いきなり団子食べたーい!
#熊本大分のうまいもん教えて pic.twitter.com/PSsiHhiJPD— ゆやたま (@yuyatamago716) 2016年4月21日
総務省によると、2人以上の世帯においてまんじゅうの年間消費量が最も多いのは熊本県の2,518円となっているそうです。
全国平均が1,534円ですから、熊本の人は年間で他県よりも1,000円近く、まんじゅうにお金を費やしていることが分かります。
まんじゅう好きは西日本に多い?
全体的に見てもまんじゅうの消費量は西日本に多い傾向があり、2位以降も山口県、鳥取県、岡山県というように中国地方の県が並んでいます。
その中で1位に輝いた熊本県、なぜこんなに人気があるのでしょうか。
熊本と言えば「いきなり団子」!
復旧した九州自動車道。北熊本SAはレストランが営業再開できていませんが売店などでは熊本名産品の数々が。すいかから阿蘇のプリン、名物いきなり団子まで。美味しそう!今回は取材しながらなるべく消費して帰ろう! #熊本 #大分 #熊本地震 pic.twitter.com/xEqDVtEzJK
— 堀 潤 JUN HORI (@8bit_HORIJUN) 2016年5月1日
熊本には名物お菓子として「いきなり団子」がよく売られています。
いきなり団子という名前から、まんじゅうじゃなくてだんごじゃないの?という声が聞こえてきそうですが、これは正真正銘のまんじゅうなのです。
家庭でも作られるまんじゅう
しかもさつまいもをあんこで挟んだこのまんじゅうは比較的簡単に作ることができ、熊本では一般家庭でもよく作られています。
つまりこのいきなり団子のおかげで、熊本県ではまんじゅうの消費量が多くなり、全国1位の消費量に輝いているのです。
いきなり団子と言えば「長寿庵」!
ではそのいきなり団子、どこで手に入れられるのでしょうか。
いきなり団子は空港等のお土産屋さんはもちろん、市街地にも多くのいきなり団子屋さんがあって買うことができます。
特にオススメしたい「黒いきなり団子」
その中でおすすめしたいのが、いきなり団子選手権で第1位に輝いたこともある「長寿庵」の黒いきなり団子です。
本来、いきなり団子は白い生地に包まれているのですがここの生地は黒。
生地に黒糖を使用しており、その黒糖の香りや新しい食感によって人気を得ているようです。
色んないきなり団子を試して、自分のお気に入りのものを探してみてはいかがでしょうか。