飫肥杉の世界展開プロジェクト in ニューヨーク。皆様のご支援のおかげで実現した、このプロジェクトの本番を無事終えることができました。本当にありがとうございます。4日間の詳細は、報告会で、報告したいと思います。
良いチームに恵まれました「ありがとう」
今回、ニューヨークにきて、あらためて、良いチームに恵まれたと思いました。
英語が得意ではないから浴衣や仮面で盛り上げ、たくさんの人の注目を集め、集客した夏生さん
メディア関係の調整や日南の魅力満載グッズをスーツケースいっぱいにつめてPRした田鹿さん
イギリスからはるばるかけつけ、また日南市にも足を運んでくれたエージェントのさくらさん
チームの中心点にたち、それぞれの個性を引き出しチームを活性化させてくれた長友さん
そして、日本から、毎日のように、Facebookなどで、バイヤーの質問に答えてくれた職人さんたち
僕は、一応リーダー的な役割だったのですが、みんなそれぞれがそれぞれの役割の中でのリーダーでした。
自分の役割を認識し、自発的に考えて行動する。それらが互いに反応しあって、奇跡を起こし、新しい未来を作っていく、そんな理想的なチームだったと思います。
そして、渡米以前から書いていたように、チームメンバーが怪我や病気する事なく、安全安心に終われた事が本当に良かったと思います。最終日は、緊張がとけたのか、僕が、急性胃腸炎になりました。。
飫肥杉が、世界から高い評価を得た
今回多くのミュージアムやアートギャラリーのバイヤーさんと名刺交換させて、いただく事ができました。今後は、しっかりフォローアップしていきたいと思います。
実際に商売につながるかどうかは、いろいろな要素があると思いますが、何より、飫肥杉が世界に通じる事を目の当たりにできたことが、何よりの収穫でした。
しかし、課題もたくさんあります。
まずは、値段。製品は良いが、値段が高過ぎるという指摘は、ほぼ全てのバイヤーさんからいただきました。取引にあたって、仕入れ値として、20〜40%くらいの削減の必要性など具体的に指示してきた所もあります。
その他にも、エージェントの必要性、発送やクレーム時の対応など、数多くの解決するべき課題があります。
世界への新しい「扉」が開いた
今後の展開の詳細は、9月(宮崎)と10月(東京予定)で、開催される報告会で発表します。
ご支援していただいた皆様にきちんと活動の報告を行い、支援者の皆様の声を聴きながら、この飫肥杉の世界展開プロジェクトの第一章を、一度締めくくりたいと思います。
大事なことは、今回得た経験を、つなげていくこと。
商談だけではなく、地域の未来につなげていく事だと思います。
桜舞い散る季節には、また新しい未来が待っている気がします。
ご支援いただいた皆様、応援してくださった皆様、本当にありがとうございます。