総務省が行った「地域情報化大賞2015」の特別賞に、県が運営するえひめ結婚支援センターの「愛結び」が選ばれました。
この賞は、IT(=情報通信技術)を活用した先進的な取り組みが選ばれる賞となっています。
婚活とITが連携した取り組みとはどのようなものなのでしょうか。
150万件のデータを蓄積
えひめ婚活支援センターでは、登録者のプロフィールや行動履歴などを平成23年から蓄積してきました。
これまでの5年間分の情報を合計してみると、その数なんと、約150万件。
この膨大な情報から、登録者のお見合い行動の履歴を元にした「ビックデーからのオススメ」機能を作り上げました。
実際に効果も上がっています
「愛結び」の面白いところは、
・システムが、昔ながらの仲人的な役割を果たしていること
・婚活の活動をするほどに、より精度の高い「オススメの相手」の情報が得られるようになること
です。
その効果も大きく、お見合いの引き合わせ率が13%から29%に大幅アップ!
また、広報活動のおかげで、登録者数が136%に伸びたそうです。
同センターは、このシステムは、登録者の視野が広がって自ら行動する仕組みになっているといいます。
他地域への展開も可能性がありますし、今後にも注目ですね。