学校教育の中に、地域学習をいち早く積極的に取り入れてきた秋田県。
小学校・中学校・高校と段階的に地域のことを知り、他の地域と比較した魅力を理解し、それらを活かして地域を盛り上げるための方法を考えるという段階まで成長していきます。
秋田県の北部にある北秋田市の阿仁合小学校では、小学生が観光客を案内するという取り組みを行っています。
小学生が観光客30人を案内
阿仁合小学校では、3年ほど前から「総合的な学習」の一環として、地域の名所・文化・歴史を児童が案内人として観光客に紹介するという取り組みを行っています。
今年は、日帰りツアー観光客30人に、阿仁合駅周辺を案内したようです。
角館—阿仁合間の車中で沿線農家が郷土料理を振る舞う日帰りツアー「ごっつぉ玉手箱列車」(秋田内陸縦貫鉄道主催)の参加者を案内。児童たちは3班に分かれてツアー参加者と共に阿仁合駅周辺を散策。銀や銅の採掘で栄えた阿仁鉱山にまつわる寺院や阿仁異人館などの見どころを紹介した。
□出典:さきがけonTheWeb
このような活動は、非常に意義深いと感じます。
誰かに伝えるからこそ、本当に知ろうとする
私は、読者のみなさまへ秋田の魅力を伝えるため、MACHI LOG で秋田県に関する情報を記事として毎日お届けしています。
そのために、自分自身も色々な情報をチェックし、秋田の魅力をもっと伝えるために詳しい情報を調べながら深掘りし、情報の価値を高めるために編集をしています。
阿仁合小学校の子どもたちも、観光客の方々に満足頂くために同じことをしているはずです。
これを繰り返すことにより、「発掘する・磨く・伝える」というステップが習慣化されれば、秋田の魅力を伝える人財がどんどん育っていくはずです。
教育という分野でも、ぜひ継続的に秋田をもっともっと盛り上げるための努力を積み重ねていって欲しいですね。
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