2017年4月、大仙市では「国際花火シンポジウム」が開かれます。
誘致活動を開始して2年、地域ぐるみで花火産業に取り組む姿勢などが評価され、異例の早さでの開催決定となりました。国際社会においてもその地位を確立しつつある「大曲の花火」。
実は、大曲だけで打ち上げていたわけではないのです。みなさんはご存知でしたか?
大曲の花火、ドイツへ
1979年、当時の西ドイツ連邦の首都ボンからの要請を受けて打ち上げたのが「日独親善花火」。
県内業者のほか、国内の名だたる花火師を集めてボン市へ飛びました。日本のカラフルで変化に富んだ花火にボン市の民衆は酔いしれ、親善花火は大成功をおさめたそうです。
これを受けて83年にはデュッセルドルフから、87年にはベルリンから市制750周年記念祭典に呼ばれました。