image by blog.livedoor.jp
沖縄本島から南西に約290km移動した海上に浮かぶは宮古島。
その宮古島の南東端に位置するのが「東平安名崎(ひがしへんなざき)」です。
宮古島の方言では「あがりゃぴゃうなざき」と言うのだそうです。
ここではこの東平安名崎の魅力をたっぷりお伝えします。
見渡す限り、海!海!海!の東平安名崎
image by karakoto.exblog.jp
東平安名崎は宮古島南東端から南東に向かって突き出た、長さ約2km、幅最大160m、標高約20mの細長い半島です。
宮古島本島の根元から、ずっとまっすぐな道路が伸びていて、途中には駐車場と自動販売機などの休憩コーナーが設置されています。
遮るものがないので終始強風が吹き寄せていて、真夏でもじっとしていると少し体が冷えるほど。
島の広がる北西方向以外は見渡す限り太平洋が広がるその景色は、「地の果て」感満載です。
岬の先端には灯台が建っており、すぐそばまで行くこともできます。国指定名勝、県指定天然記念物でもあります。
水平線から昇る朝日が美しすぎる!
image by umibaka.blog98.fc2.com
東平安名崎は昼間に行っても夕日を眺めに行っても絶景に出会えますが、なんといってもオススメは朝日です。
岬の先端には灯台の光以外に明かりがないので、日の出前の東平安名崎は真っ暗です。
そんな状態からじんわりじんわりと空がオレンジ色に染まり始め、空には太陽の光線が走ります。
夜が終わり、太陽の時間がやってくる。
それまでの時間がどれだけ待ち遠しく、そして心踊るものか。
東平安名崎の朝日を見ればそのことがきっと身をもって体感できるはずです。
早めに出発すれば感動で思わず開いた口がふさがらないほど無数の星々が真っ暗なそらに輝く星空をみることもできます。
東平安名崎までのアクセスは車がおすすめ!
image by blogs.yahoo.co.jp
東平安名崎は宮古島の中心部にあたる平良港付近から、最短ルートでも24kmあります。
道中は明かりも少なく、アップダウンも激しいため、東平安名崎での朝日を楽しむ余裕を残しておきたいのであれば車か原付で行くのがおすすめです。
宿によってはレンタルバイクをしているところもあるので、宿主が寝てしまう前にバイクのキーを借りておくといいでしょう。
東平安名崎周辺には自動販売機以外は何もないので、道中のコンビニで食べるものを買っておくと、朝日を見ながらの朝食も楽しめます。
宮古島の自然を満喫しよう!
宮古島の魅力は海だけではありません。
南の島特有の動植物やおおらかな住人たちの性格、そして夜空や夕日、朝日など。本土では決して感じることのできない自然のパワーを全身で堪能できるのです。
宮古島に行った際にはぜひ、東平安名崎の朝日を見に行ってみてください。