• HOME
  • MACHI LOG
  • 岩手県
  • 海外生活を経て、家族との時間を大切にできる場所へ。久慈の魅力を“食”から伝えるカフェ『cafe de la place』移住者カフェオーナー

海外生活を経て、家族との時間を大切にできる場所へ。久慈の魅力を“食”から伝えるカフェ『cafe de la place』移住者カフェオーナー

親しんだ地元から離れず、新たな店のオープンを決意

しかし、店の再開を望む数々の声や励ましが秋山さんの背中を再び押すことになる。そして、秋山さんは当時空き店舗になっていた久慈市内の道の駅2階にカフェをオープンさせることを決意した。

「店が被災して、自分の故郷・神奈川に帰ることも考えました。しかし、久慈で育った子どもたちが“久慈にいたい”と話していて。そんな気持ちを大切にしたいですし、自分自身もまだどこかではチャレンジしたい思いもあった。そこで、久慈で暮らし続けていくことを選んだんです。」

そして、2016年12月にオープンしたのが『cafe de la place』だ。当初はカフェだけを展開する予定だったが、秋山さんの腕を知るお客さまから「ランチを食べたい」という声が多数あり、カフェとランチを両方提供するスタイルとした。

「久慈には、海の幸や山の幸がたくさんあります。産地からすぐに新鮮な食材を手にでき、お客さまに料理を提供できる。ここにいると当たり前のように感じられてしまいますが、それはとても価値のあることです。」

地元の方々にも、観光客の方々にも久慈の魅力が詰まった美味しさを伝えたい。そんな秋山さんの思いこそが、多くのお客さまを呼んでいる。

移住者のチャレンジが増える久慈から、街の魅力を届けていく

『cafe de la place』では、オリジナルデザインの小久慈焼きコーヒーカップで、ホットコーヒーなどが提供されている。カップはコレクションとして販売もされているそうだ。

「やりたいことはたくさんあります。でもそれは無理のない範囲で、ですね。家族が最優先ですから。それに、まずは地元の素敵な食材を多くのお客様に味わってもらいたいですし、たくさんの方々に久慈へ足を運んでもらいたいという想いは変わりません。」

久慈では、最近若いオーナーが切り盛りするカフェや飲食店も増えてきた。それを、秋山さんはとても喜んでいる。

「最近は、移住者への支援が手厚くなってきました。特に岩手県、そして久慈市にはそういった制度が多いと感じています。都会に無いものを活用したり、逆に都会に溢れているビジネスを持ち込んでチャレンジしたり、地方にはそんな“余白”があると感じているんですね。

“地方から都会に出たい”と思う方もいれば“都会から地方に来たい”という方もたくさんいるはずなので、どんどんチャレンジしに来てほしいですね!」

地方での成功例を作れば、きっと挑戦したい人がもっと増えていくと考える秋山さん。地元の若い世代にも故郷の良さを伝えることが、今後の地方にとって大切だと感じているそうだ。今都会で暮らしていても、将来的にはまた戻ってきたいと思える。そんな魅力ある地域にしたいと話した。

移住した地域の魅力を、食を通して伝えていく。一人のカフェオーナーの想いは、きっと久慈の未来を創り出していくだろう。

【募集中】茨城県北ローカルベンチャーラボ2019ー地域おこし協力隊の制度を活用した起業支援




関連記事一覧