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地方の若手畜産農家の挑戦-「キツくて儲からない」農業のイメージを変えていく

「農業」と聞くと、野菜や果物の栽培をイメージする人が多いのではないだろうか。実際のところ農業のカバーする範囲は非常に広く、畜産もその一つ。天草は昔から黒牛が飼育されており、熊本県内の約30%の繁殖牛が飼育されている地域だ。

天草から日本各地のブランド牛へ

天草家畜市場で行なわれたせり市では、入場する仔牛の様子を真剣に眺める多くの競売人たちがいた。仔牛が入場すると前方のスクリーンに、生産者の名前、父牛、母牛の父、母牛の祖父にあたる牛の名前、そして生年月日が表示される。多くの場合、血統で入札価格は決まるものの、必ずしも血統がよければ高値がつくとは限らない。

肉の付き方も大切な要素。ただ、落札価格は高値をつけてくれる業者がいるかどうかといった運の部分も大きいです。

そう話すのは、熊本県で受賞経験もある倉田政幸(38)さんだ。

天草は、明治から黒毛和牛の生産が盛んだ。肉になる牛を育てる肥育ではなく、黒毛和牛になる優秀な血統の牛を繁殖させる農家が多い。この日、倉田さんが競りに出した生後8カ月ほどの仔牛たちは3頭。

生まれた仔牛にはそれぞれ名前をつけて手をかけて育て、競りにかける前には丹念にブラシをかける。家族の一員のように育てないと、いい肉質の牛にならないからだ。そして天草生まれの仔牛たちは、日本各地で松阪牛や神戸牛などのブランド牛へと育っていく。

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