地域商社が特産開発で大切にしている3つのポイント(イベント情報有り)

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宮崎県の中央部に位置する人口約17,000人のまち、新富町。

東京ドーム約460個分にも及ぶ広大な農地を有し、米・ピーマン・キュウリ・キンカンなど、年間を通して多彩な農作物が収穫される地域だ。

2017年4月、新富町で観光協会を解体して設立された地域商社「一般財団法人こゆ地域づくり推進機構(略称:こゆ財団)」。多くのメディアに掲載された代表的な事例の1つが、1粒1000円で売り出した国産ライチのブランド化だ。

この取り組みは、生のライチに止まらず、様々な商品開発へと発展している。特産品であるライチを活かした商品開発における想いや大切にしていることについて、「こゆ財団」の商品開発担当である黒木さゆみさんにお話を伺った。

ブランドライチで特産品開発

1粒1000円の「楊貴妃ライチ」。そのブランディングに成功した「こゆ財団」が、次に取り組んだのはライチを活かした様々な商品開発である。黒木さんは、常に楽しみながら様々なアイディアを新たな商品として形にしている。

−私も実際に「楊貴妃ライチ」を食べて、今まで食べていたライチとの違いに驚きました。

ありがとうございます。まずは、多くの人に生のライチを食べていただきたいです。実際に食べた人たちは、1粒の大きさにも驚かれますが、みずみずしい果汁とライチ本来の香りと味に感動されています。

生のライチは、6月から7月頃までですが、暑い時期にはライチアイス、寒い時期にはライチティー、その他にも、ライチビールやライチチョコレート、さらに女性の方にはライチクリームを通じて、ライチの魅力を感じてほしいです。

黒木さんは、地域の農家さんや新富町のために、このような季節に応じて楽しめる加工品をつくり続けていると伝えてくれた。

農家さんが大切に育てたライチで商品開発

地域の農家さんとのつながりを深める中で、農家さんのために自分ができることとして、商品開発を続けていきたいと、黒木さんは語る。

−なぜ、このように商品開発を次々に行われているのですか?

一番食べてほしいのは、生のライチですが、どうしても時期が限定されています。その生のライチが無い時でも、お客様と農家さんをつなぐものとして様々な加工品を開発・販売しています。

ただ、単に商品をつくれば良いというわけではなく、ライチの良さを活かした商品を開発しています。例えば、新富町産ライチの特徴として、甘みと酸味の良いバランスがあるのですが、それを感じてもらうためにお茶をつくりました。

黒木さんは、農家さんが大切に育てたライチを活かし、1年を通して農家さんに収入が生まれる仕組みをつくっているという。そして、単に所得の向上を目指すのでなく、ライチ本来の魅力を商品を通じて伝えようとしている。

商品づくりで大切にしている3つのこと

ライチの魅力を伝えることはもちろん、黒木さんは商品づくりを行う際に大切にしている3つのことを教えてくれた。

大切な農家さんが喜んでくれて、自分自身も納得できること、そして、特産品や商品づくりのストーリーを大切にしているという。

農家さんが喜んでくれるもの

黒木さんは、農家さんを訪れた際に、驚くほどたくさんの野菜や料理をお裾分けしてもらうそうだ。

普段からお世話になっている農家さんにお礼をしたいと思い、もらったらあげるという地域の物々交換の風習から、自分も何か農家さんに手土産で持っていけるものが欲しいと考えたという。

−商品開発を行う際は、季節だけでなく、農家さんも意識されているんですね?

はい、ライチを大切につくった農家さんたちが、喜んでくれるものを考えながら、商品づくりをしています。

暑い夏の仕事終わりにスッキリ飲めるライチビール、紫外線や農作業で荒れた肌をケアするライチクリームを作りました。また、農家さんは10時と15時に休憩をするのですが、その時に飲めるライチティーや一緒に食べられるものとしてチョコレートもいいなあという風に考えながら商品づくりをしています。

そして、このように手土産として考えた商品は、観光や出張の際のお土産にもなる。新富町のお土産はまだまだ少ないため、開発した商品をお土産としても多くの人に購入してほしいと伝えてくれた。

自分自身が納得いくもの

黒木さんは、顧客視点をとても大切にしている。自分自身も1人の消費者として考えた時に、本当に価値の高いものか、欲しいと思うかということだ。

−「ライチクリームが欲しい!」と自分で感じたのは、どんな時ですか?

当時、私は妊娠をしていて、農家さんが使えるものであると同時に、自分も喜んで使えるものを作りたいと考え、ライチクリームを開発しました。

そして、商品を改善し、販売していく中で、様々な理由で多くの人に購入をしていただきました。

新富町としても、子育てしやすいまち・妊婦にとって住み良いまちを目指しており、そういう点でもライチクリームは多くの人たちに喜ばれた。

商品づくりのストーリー

黒木さんは、商品開発だけでなく、商品の販路拡大のための営業も行っている。その時に、きちんと商品のブランドを伝えられるかどうかで、成約率や販売数は大きく変わるという。

−商品開発に加え、販路開拓も行われているということですが?

そうです、商品の開発だけでなく、営業まで自分で行うため、その際にきちんと商品の魅力や価値を伝えられるように、特産品や商品のストーリーを大切にしています。とても楽しみながら、仕事をしています。

商談の場で話すストーリーを通じて、農家さんのことを伝えています。自分にとって農家さんは大切な存在なので、少しでも自分の力で農家さんの役に立ちたいと思っています。

商品開発で実現する地域の未来

黒木さんは、商品開発を通じて、農家さんの役に立つことをしたいと考えると同時に、様々な商品を展開することで、新富町に立ち寄る人を増やしたいと伝えてくれた。

同じ宮崎県内でも、新富町を知らなかったり、名前を聞いたことはあるけど行ったことがないと言われたりします。

例えば、ライチティーが売れれば、町内にあるお茶も一緒に売れてくれると思っています。そのように次のビジネスにつながる形で進めることで、地域全体をもっと元気にすることができます。

「こゆ財団」は、ただ売れれば良いのではなく、生産者と農家さんを笑顔でつなぐ商品、地域の笑顔を生み出す商品を目指し、特産開発をおこなっている。その想いと行動が、地域商社として地域の経済を動かし始めている。

ふるさと納税でもライチが人気

都内で限定の生ライチ販売

「こゆ財団」は、新富町産の生ライチ「楊貴妃ライチ」を、6月16日(土)・17日(日)の2日間限定で、宮崎のアンテナショップ「新宿みやざき館KONNE」内で特別販売する。

木曜日に収穫した新鮮なライチを会場へ届けるという。今回特別に、先着30名限定で生ライチの試食も行う予定。

当日は、黒木さんも会場に来て、農家さんの想いを東京で暮らす人たちに伝えたいと語ってくれた。是非、お話を聞きに来てほしい。

催事情報

販売期間
2018年6月16日(土)・17日(日)の2日間限定

商品概要
「楊貴妃ライチ プレミアム50」
 50gライチ8玉入り 8,000円(税込)<5箱限定>
「楊貴妃ライチ」
 ライチ10玉入り 6,000円(税込)<10箱限定>
「森のライチ」
 4玉入り 2,000円<20パック限定>
「ミニライチ」3玉入り 800円<50パック限定>
 ※収穫状況により変更となる可能性もあります

販売場所
「新宿みやざき館KONNE(コンネ)」
〒151-0053 東京都渋谷区代々木2-2-1
新宿サザンテラス内
営業時間:10:00〜20:00

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