地方移住してわかった「地方には刺激が少ない」は過去の話し。

オカダタクヤ


地域コーディネーター

PR for 地域を編集する学校

こんにちは。ライターのオカダです。2017年に宮崎県新富町というところに移住しました。出身地でもなく、家系のルーツがあるわけでもない、Iターンと呼ばれる移住です。

よく聞かれる質問が2つあります。

「どうやったら移住できますか」
「どうしたら地域での仕事を得ることができますか」

この2つ。地方への移住や、仕事について関心が高まる中、どう行動すれば良いのか知りたいという気持ちが高まっているのだろうと思います。

この記事は、3つの軸でこれらの質問に答えてみようという試みになっています。
そして新富町で開催される人材育成講座「地域を編集する学校」をPRするものとなっています。

環境が変われば学びが変わる

宮崎県日向市で開催された起業塾ではサーフィン体験なども行われています

まず考えたいのは、自分軸。

私は、地方と自分をつなげることは、自分自身にとってのステップアップやスキルアップになった方が良いと考えている派です。

地域に飛び込むのであれば、そこでしか学べないようなことを学び、自分のものに、成長したいという気持ちは、誰しも少しはあるのではないでしょうか。

そこで大事なのは、「環境が変われば学びが変わる」ということだと思っています。

例えば、東京で学ぶ起業講座と、宮崎で学ぶ起業講座は同じでしょうか。ビジネスを成り立たせる土壌が違うことで、その内容も変わるだろうことが想像できると思います。

そして地方で学ぶなら、社会課題・地域課題を地域資源を活用したビジネスで解決しようというソーシャルビジネスというのも可能性に溢れています。

地方開催の講座を受けてみる

ではどうすれば良いのか。

まずスキルアップの場として、地方開催の講座やセミナーに参加することがおすすめです。

いま仮に東京にいて、何かスキルアップのために講座を受けようとしているなら、あえて地方で開催される講座の中から選んで見る。そして実際に参加してみるということです。

東京で開催されるものに参加するよりも交通費はかかるかもしれませんが、学ぶことはできます。
つまり、講座で学ぶという面では確実に得るものがある状態にまず身を置くことができるというわけです。

私の場合の一歩目は、宮崎県高千穂で開催された若者会議への参加でした。

地域住民の方と若手が一緒になり、地域づくり会議を行う場。ここでの学びと、実際に訪れて参加したことが、行くということのハードルを下げ、関係性を築くきっかけになったと思います。(ちなみにその時の様子はこちらで読んでいただくことができます)

東京に負けない講座が、地方にはある

特別ゲストとして登壇した株式会社リクルートホールディングス新規事業開発室の麻生要一さん

そこで直面するのが、「東京を超えるような、最低でも東京と同じような学びを得られる講座が地方にあるのか?」という問題です。

地方は確かに、学びの場が少ないです。東京の何百分の1かもしれません。

それはときに、「地方には刺激が少ない」という言葉の一面にもあらわれているといえます。

しかし、あるんです。移住がスキルアップになる理由は、移住した先で学び続けられる環境があるからです。

私が移住したときに開講していたのが、新富町の地域商社・こゆ財団が主催する「児湯シータートル大学」でした。

株式会社リクルートホールディングス新規事業開発室の麻生要一さんが登場したかと思えば、地域のトップランナーが集い、プレゼンテーションを行います。

ソーシャルビジネスの先進地として注目される新富町は、視察も絶えません。「外から人を連れてきて、地域に学びを伝え続けよう」と考え、実践しているからこそ、新しい刺激を得られ続けられるのです。

環境に飛び込むかどうかは、自分次第。東京では自分のためだけの学びは、ここでは自分のためと、地域のためが重なります。

通うことで見えてくるヒト、モノ、コト

次に考えたいのは、人軸。

そこにどんなヒトがいて、どんなモノやコトがあるのかということです。地域に入ってみて、つながって見えてくるものたちともいえます。

大事なのは、変な話かもしれませんが、期待しないということではないかと考えています。

自分の知らない未知の場所に対しては、多少なりとも期待を抱くと思うのですが、この世界にユートピアは存在しません。何かが欠けていたり、足りなかったりするのが当たり前です。

欠点を課題と呼んでみると、地域には魅力も課題も溢れています。それをどう捉えるかは自分次第なのですが、関係性を築く中でどちらも自分で見つけていき、考えていく。

そして過剰な期待や失望ではなく、ではこんな地域と自分は良い関係性を作ることができるかなと考えてみる。

例えばそれが移住を考える一歩になったりするのだと思います。そのためにも、複数回通えるような機会を作るのが望ましいといえます。

観光以上、移住未満の関係性を「関係人口」と呼び、注目されることが増えていますが、自分を関係人口のひとりとして位置づけ、地域とのつながりを少しずつ深めながら、地域のことを知っていくのが良いのだろうと思います。

実は大事なフィーリング


▲良い景色が溢れすぎる新富町のPR動画です。必見!

実は一番大事なのではないかと思っているのが、フィーリングです。

肌に合うかどうか、しっくりくるかどうかなど、いろいろな言い方があると思いますが、左脳よりも右脳で直感するような「ピンとくる感じ」です。

私は移住を決めるときに、町を歩きながら、そこに流れる空気とか、雰囲気に、心地良さを感じて、ここは良いところだなぁと思ったのを覚えています。

実際に通ってみるということと通じるのですが、通ってみた上で、決断のときにはフィーリングを大事にしてみるのが良いと思っています。

ちなみに、新富町が最高なのは、海も山も川もあり、直売所には、農業大国宮崎を代表する野菜やフルーツがあり、温泉があり、なんとそれらが徒歩圏内で、おまけに飛行場まで30分ほど・・・と、魅力がたくさん。

もちろん車がないと移動が大変とか、コーヒーを飲める場所がないなど欠点もあります。

こういう良いところと悪いところは伝えることができるのですが、この他に、なんとも言えない「しっくりくる感じ」があるのが大事だと思っています。

思えば、それが移住の決め手になりました。

学びで元はとれるから、あとは時間が作れるかどうか

そんな新富町で、スキルアップにもなり、複数回にわたって開催され、現場に飛び込むこともできる講座がスタートします。

児湯シータートル大学を主催したこゆ財団が実施する「地域を編集する学校」です。

講師には、日本を代表するようなトップランナーをゲストに、地域での学びの場を提供します。

地域に眠っている良いものを見出し、地域内外の人と人をつなぎ、地域の魅力や価値を発信するという「新しい編集」を学ぶ講座です。

今回の講座は、東京では受けられないと断言できます。なぜなら、実際に1泊2日のフィールドワークが開催されたり、町に飛び出しての実践講座があるなど、講座と地域がボーダレスにつながっているからです。

講座は教室で、フィールドワークは移動して別のところで、というわけではなく、講座も実践も同じ町の中で開催されるから、より実践に即した学びになり、学びを即実践に取り入れることができます。

全5回講座で、地域の様子も知ることができます。

少しでも興味があるなら、あとは時間をやりくりするだけ。できない理由を考える前に、ワクワクした地域に飛び込んでみませんか。

ABOUTこの記事をかいた人

オカダタクヤ

地域の魅力を「つなぐ・つたえる」。全国を旅しながらローカルメディア運営、クラウドファンディング、講座セミナー等の事務局長を行ってます。執筆・お仕事のお問い合わせは、help@machi-log.net までご連絡ください。