三田愛さんのコ・クリエーションを起こす3つの問い

オカダタクヤ


ローカルジャーナリスト

PR for 茨城県北地域ビジネス創出支援講座

茨城県の北部を舞台に始まった地域課題を解決するソーシャルビジネスを作る講座「茨城県北地域ビジネス創出支援講座」。

第2回目となる講座が開催されました。

舞台は、茨城県・大子町

日本三名瀑に数えられ、高さ120メートル、幅73メートルの大きさを誇る滝

講座の舞台となったのは、水戸から電車で北上し、約90分の距離にある大子町。

りんごや、袋田の滝で有名な奥久慈地方を代表する地域です。

コミュニティ作りの専門家がゲスト

ゲスト講師は、株式会社リクルートライフスタイルじゃらんリサーチセンター研究員の三田愛さん。

「コクリ!プロジェクト」という全国の地域プレイヤーを繋ぐコミュニティの発起人であり、運営者、そして中心となっている存在です。

三田さんは、「リラックスした雰囲気の中で、プロジェクトを前進させる繋がりを作ろう」と講座を始めます。

地域を変えるコミュニティの力

講座の開始前の”チェックイン”の様子

講座では、20代から60代まで様々な年齢・職業の方々が集い、チームに分かれて、課題に取り組んでいます。

ここはいわば、「ベースキャンプ」。講座開始前に、この場への思いが運営チームから伝えられました。

ソーシャルビジネスを作るというのは難しいです。失敗して心折れることもあるでしょう。

そんなときに、馬鹿にするのではなく、よく頑張ったと言い、休める場所。またがんばろうと思える場。そんなコミュニティにこの講座がなれば良いと思います。

地域づくりの拠点となるのは、思いをもつ個人が集まるコミュニティ。

そんな思いがこの場をかたち作っています。

提案者と支援者が繋がる場に大切な3つのこと

思いのもつ人を、講師の三田さんは「種火をもつ人」と表現します。

種火を持つ人同士が集まるから大きな火になっていく。地域というと、いろいろな人をまきこもうとも考えがちだけれど、最初は種火をもつ人たちが集って、大きな火を作るのがスタートです。

リラックスした雰囲気の中で「プロジェクトを進める」方法

三田さんのワークショップは、「プロアクション・カフェ」という方法で行われました。

カフェのようなリラックスした雰囲気の中で、プロジェクトを前進させたい人(提案者)と、サポートしたい人(支援者)が相互に影響しあい、プロジェクトを前進させるというものです。

提案者の思いを深掘り

ひとりの思いが生んだプロジェクトを、みんなでサポートする

このワークは、提案者と支援者が繋がり、提案者の思いを全員が共有していきます。

その時に大事なのが、3つの視点からの深掘りです。

まずは、想いの深掘りです。その想いをもつにいたった背景を掘り下げ、なぜ始めたいのか、根っこの想いに迫り、共有します。

次に、課題の探索。想いを実現する上での不足を明らかにします。課題や障壁、サポートが必要なことを、出していきます。

最後に、次の一歩。思いを実現するための最初の一歩を考えます。そして実際の行動につなげていきます。

このワークは、ひとりの思いを共有しながら、みんなでサポートしあい、かたちにするプロセスだといえます。

その結果できあがるのは、相互に理解し、一番の応援者であるチームメンバーがそろった、プロジェクトを前進させるチームというわけです。

安心安全な場作りとイノベーション

思いを共有することで、プロジェクトが深化していく

地域づくりや、ソーシャルビジネスなど、難しそうな課題に取り組むときほど、コミュニティが大事だと言われています。

それは単に、仲良しのグループを作りましょうということではありません。

相互に理解しあいながら、安心して安全に自分と向き合ったり、相互に助け合ったりできるコミュニティが必要だというわけです。

一朝一夕でできることではありません。丁寧に相互に理解し、一緒に課題に取り組み、時間を共に過ごすことで、少しずつ地域を変える基地となるようなコミュニティがかたち作られていきます。

ABOUTこの記事をかいた人

オカダタクヤ

ローカルジャーナリスト。2017年みずからも地方に移住。東京と地方を旅しながら、地方のリアルを伝えるウェブメディアMACHI LOG運営。毎日記事を投稿しています。




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