地域に愛される会社になれるか
同社のように既存事業を活かして、あるいは、全くの異業種へ参入し、第二創業を行う企業が増加している。
これからの第二創業は、ただ儲けることだけ考えても上手くいかない。
「社会的意義」という視点を持ち、社会の利益のためにもっと良いことを行なっていこうという考え方が重要になる。
つまり、ビジネスを展開する上で、「地域に愛される会社になれるかどうか」ということだ。
「世の中を良くしよう、イノベーションを起こそう」と考え、地域の人が応援したくなる会社になれるかどうかが重要だと、齋藤氏は伝えてくれた。
求められる人財の育成
そのような時代で生きる人たちには、大局観が求められる。
「世の中を広い視野で見られる人財。例えば、地球規模で物事を考えた時に、いま自分たちには何ができるのかと考えられる人が必要です。」と、齋藤氏は言う。
地域として、そのような人財を育成し、応援できるかどうかが地方創生の未来を大きく左右するだろう。