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子供だけでつくられた会津藩の組織「什」。組織を律した「掟」と「制裁」

子供だけで解決する。掟を破った時の「罰」

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掟については全員で毎日反省会があり、背いたものがいた場合は罰もありました。什の年長者たちが相談し決められた制裁には子供らしい発想でありながら大変厳しいものもあります。

その罰には段階があり、軽いものでは「お辞儀をしてお詫びをする」「手のひらや手の甲にしっぺをする」。

重いものになると「火鉢に手をかざす」「雪の中で雪をかける」といった身体的苦痛の大きいもの、そして1番重い罰は什からはずされる「仲間はずれ」であったそうです。

什からはずされる罰を受けたものは、父か兄が付き添って什長にお詫びをし、什のメンバーから許されなければ再び什の一員になることができなかったとされています。
参照元:会津藩校 日新館 什の掟

両親や目上の人を敬う「教育」

什の掟にも、年長者や年上の人を敬う掟が存在していますが、10歳になり藩の学校である藩校に入ってからの教えにも父や母、そして目上の人を敬うべきとした心得がさらに細かく存在していたようです。

会津藩の藩校である日新館に残る17の心得のうち、父や母や目上の人を敬うべきとする内容が入っているものは実に12にのぼります。

藩校に入る前に「什の掟」で自身を律することを身につけていた会津藩士の子供たち。藩校に入ってから藩の教えにより更に深まった「親や目上の人に対する敬いの心」。会津藩士の子供たちのその心は日本でも随一だったのかもしれません。
参照元:会津藩校 日新館 日新館について

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