ドローンの魅力を伝える場にできればありがたい
—「九州イノベーターズサミット for 熊本」に向けて期待はありますか
稲田:ドローンの魅力を伝えられる場になればと思います。
集まる人達も、日常的に使われるようになれば、災害時でも役に立つということに共感してくれる人たちが多そうだなと期待しています。
日常的に使われるようになれば有事でも役に立つ
—どんな熊本を作っていきたいですか
稲田:震災後に、ドローンを活用して、被害状況の調査やPR動画の作成などをおこなっています。
今回、情報流通の面でSNSが役立ったのは、日常的に使われていたからだといえます。
災害時にドローンは役立つだろうと言われていますが、日常的に使われていない現状は、まだまだ活用の場面が限定的です。
人によって使い道が違う未来へ
稲田:例えば、パソコンは人によって使い道が違います。機能は同じでも、人によってデザイナーやライター、表計算など複数の役割にわかれているわけです。
ドローンは職業の道具ではなく、物の名前「ドローン」と呼ばれているところです。
普及すれば、ドローンの方が当たり前になり、使い手の職業が全面にでてくるようになるでしょう。
そうなる未来を作っていきたいと考えています。