夏の風物詩「浴衣」に見る日本人の知恵と遊び心

MACHI LOG 編集部


地方のリアルを伝えるMACHI LOG

shutterstock_235391962

現代では夏祭りに出かける装いとして見ることができる浴衣。

その歴史は古く平安時代にさかのぼります。浴衣が夏場特有のものとして全国的に定着したのは明治時代に入ってからと言われています。

浴衣に隠された日本人の知恵と遊び心についてまとめてみました

盆踊りや花見には揃いの浴衣で! 江戸庶民が産み出した浴衣文化

その存在は平安時代からあったものの、「お洒落」としての浴衣が広まったのは江戸時代。

盆踊りや花見などに揃いの浴衣で出かけることが流行しました。人気の歌舞伎役者が舞台上で着た衣装を真似る庶民などもおり、江戸に浴衣文化が生まれました。

浴衣流行の背景には禁止令!?

浴衣流行の背景には、町人が絹を着てはならないなどとして「天保の改革」で出された「奢侈禁止令 (しゃしきんしれい )」があったとされています。

この禁止令で絹を着ることを禁じられた町人はその装いを木綿の浴衣に。

この禁止令では生産・染色業者にも贅沢な品や色を用いてはならないとの令が出されたため、藍色だけで染まる「藍染」も定番に。

当時「木綿」そして「藍染」だけでどれだけお洒落なものがつくれるかなども競われ、禁止令によって新たなデザインも生まれたようです。

浴衣や着物には日本人の知恵と遊び心が

浴衣の生産量で日本一を誇る静岡県浜松市に伝わる遠州綿紬はストライプが特徴の織物。

こちらもまた、庶民の生活着として許された綿織り物という限られた中でお洒落をするために様々なストライプ柄が考案されたとされています。

現代では日本国内での浴衣生産量は減少しており、浴衣自体も時代の変化に応じて様々なデザインや素材が誕生しています。

日本人古来の知恵や遊び心がつまった伝統の装いである「浴衣」。着る機会が少ないからこそ「ホンモノ」を選んでみるのも良いかもしれません。
参照元:日本ゆかた文化協会 和の服装文化静岡県ホームオページ ぬくもり工房

本来は入浴のときに身につけていた!? 日本の浴衣の歴史

PR:参加者募集中!離島の若手漁師と朝どれ魚を食べて、漁師の仕事を体験する限定ツアー


島の魅力を伝えたい!

宮崎県の県北唯一の離島「島浦島(島野浦)」で、漁師と一緒に極上の魚をさばき、漁師文化を食べて、学んで、体験する1日だけの限定イベント「しまたび」を開催します。

養殖場に行き、エサやりと実際に魚を捕る体験。島の漁師と共に、魚さばき体験・料理体験。昼食は、新鮮な魚介を食します。みんなでBBQ!食事後は、特別に用意した釣り堀で魚釣りを体験。

2018年3月4日(日)に開催!
参加者をクラウドファンディングで募集中!