9割が再び口から食事、食べる機能を回復させる技術

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いのちの現場から社会を良くしよう。

みなさんは、MEDプレゼンを知っているでしょうか?

MEDプレゼンは、いのちの現場から社会を良くしようと行動する医療人が、その志と思いをプレゼンテーションというスタイルに凝縮し、ダイレクトに聴衆に送り届けるイベントです。

□出典:MEDプレゼン

2016年3月、秋田県秋田市でも「MEDプレゼン2016@秋田」が開催され、そのプレゼンテーターの中に1人の看護師さんがいました。

食べるよろこびを、あきらめない

スクリーンショット 2016-05-15 22.43.55□画面キャプチャ:NHK プロフェッショナル 仕事の流儀

その看護師さんは、NPO法人「口から食べる幸せを守る会」の理事長を務める小山珠美さんです。

私たちは、美味しいものを口から食べるということを当然のように考えています。しかし、それが病気によって当たり前でなくなる人たちもいます。

日本国内においては、脳卒中や肺炎をきっかけに食べることを諦めるよう医師から指示される高齢者は少なくないそうです。

いつまでも、自分の口でおいしく食べたい。だが、医療経済研究機構が先進8か国を対象に行った比較調査によると、日本は食べる機能が衰えた人に経管栄養(胃ろうなど)を施す傾向がとりわけ強いことがわかった。

□出典:NHK プロフェッショナル 仕事の流儀

「口から食べる幸せを守る会」は、そんな現状を変えようと活動されています。

急性期脳卒中患者の約9割が、再び口から食事

小山さんは、その代表として看護師という立場から「食べる機能を回復させる技術」を磨き続けてきました。

これまで小山が担当した急性期脳卒中の患者およそ二千人の9割が、ふたたび食べることができるようになった。実績の背景にあるのは、小山の徹底した「観察眼」。何が出来るか、どうすれば食べられるか、を突き詰める。

□出典:NHK プロフェッショナル 仕事の流儀

口から食べるという当たり前だったことが再び出来るようになるという、患者にとっての幸福を守るため、小山さんは活動を続けられています。

高齢者と家族が幸福な社会

小山さんは、直接的な医療活動に加え、より社会へ貢献するためにNPO法人を立ち上げられたそうです。

口から食べることは生命を育む根幹であり、人間が幸せに生きるための基本的な権利です。しかし、現況の医療や福祉の現場では、口から食べたい願いが叶わず、点滴や胃ろう栄養のみという方々が大勢いらっしゃいます。

□出典:KTSM

地域に携わる全ての人たちが協力して実現する、「口から食べて幸せに暮らせる優しい社会」を小山さんは目指されています。高齢者と家族が幸福な社会が実現すれば、地域はもっと豊かになるでしょう。

気になった方は、是非番組をチェックしてみてください。

番組の放送予定

プロフェッショナル 仕事の流儀
「食べるよろこびを、あきらめない」
 看護師・小山珠美
NHK総合 5月16日(月) 22:25~23:14
【再放送】
NHK総合 5月23日(月) 15:10~15:59

NPO法人「口から食べる幸せを守る会」

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