田舎の古民家を第二の故郷に シェアビレッジが秋田から香川へ進出

高橋慶彦


MACHI LOG 東北編集長

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「年貢を納めて、村民になろう!」

香川県西部に位置し、高松空港から車で1時間ほどの場所にある三豊市仁尾町。そこは、三方が山、そして一方は海に囲まれた
陸の孤島とも言える、人口約6300人の小さな港町。

この場所には、「松賀屋」と呼ばれる大きな古民家があります。それが今、1つの「村」として生まれ変わろうとしています。

第二弾!年貢を納めて村民に?!
シェアビレッジが西日本進出。新村は潮風香る陸の孤島

田舎の古民家を第二の故郷に シェアビレッジが秋田から香川へ進出

全国の古民家をリノベーションし、プロジェクトに共感する「村民」を集めることで、古民家をみんなが集まれる1つの「村」と位置付け、全国に「第二の故郷」をつくることを目指す「シェアビレッジ(SHARE VILLAGE)」プロジェクト。

「シェアビレッジ」は秋田県の辺境から始まる「村」の概念をひっくり返すプロジェクトです。
「村があるから村民がいるのではなく、村民がいるから村ができる」という考えのもと、消滅の危機にある古民家を村に見立てて再生させていきます。
多くの人で1つの家を支える仕組みをもって、全国の古民家を村に変えていきながら、「100万人の村」をつくることを目指します。

□出典:SHARE VILLAGE

一年に一回の年会費、年貢(NENGU)3000円を納めるだけで、誰でもシェアビレッジ村民になることができます。村民になると、他の村民たちと一緒に様々な活動が可能になります。

1. 寄合(YORIAI):
なかなか田舎まで行けない人のために、都市部で定期的に開催される村民限定の飲み会・交流会。

2. 里帰(SATOGAERI)
仲良くなった村民同士で実際に自分たちの村へ遊びに行けます。村では様々な企画が待ってます。

3. 一揆(IKKI)
出店あり、音楽ライブあり、年に一度のお祭り「一揆(IKKI)」という名のフェスが開催されます。

このような取り組みが評価され、シェアビレッジは、2015年 グッドデザイン賞ベスト100と特別賞である地域づくりデザイン賞も受賞し、全国から注目を集めました。

第一弾は、秋田県五城目町からスタート

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シェアビレッジの第一弾は、秋田県五城目町にある古民家からスタートしました。

クラウドファンディングで支援してくれる村民を募集したところ、目標額を大きく上回る応援を得てプロジェクトを達成し、2015年5月2日に記念すべき最初の村が秋田県五城目町に開村しました。

現在では、20代から80代まで全国44都道府県に、村民が1200人もいるのです。私も、その中の1人。

そして今回、ついにシェアビレッジ第2弾のプロジェクトが開始されました。それが、香川県に開村する「SHARE VILLAGE 仁尾」です。

みんなの知らない香川県の魅力

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香川というと、うどんのイメージが強いかもしれません。

しかし、香川の魅力はそれだけではありません。三豊市仁尾町には、美しい港町の原風景、豊かな自然、そして、その土地を愛し続ける人たちがいます。

一般社団法人「誇」は自分たちの町で流れるゆっくりしとした時間を守り続けたいという想いから、三豊市仁尾町という地域に根ざし、地域活性化活動を行いながら仁尾町のシンボルでもある松賀屋を守り続けてきました。

□出典:Makuake

地域を愛し、地域に根ざした歴史や文化を守り続けている人たちとの出会いが、「SHARE VILLAGE 仁尾」のきっかけとなったのです。

三豊市仁尾町の流れる、豊かな時間

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江戸時代、三豊市仁尾町は港町と商業の町として非常に賑わったそうです。そして今でも、地域の資源を活かした産業が受け継がれています。

塩作り、お酢作りが古くから町の伝統を築きあげ、現在でも町中に酢の醸造工場があります。町を囲う山々にはみかん畑があり、みかんの季節に一面オレンジ色に色づき、町を見守っています。

□出典:Makuake

海を目の前にして、田舎だからこそできる過ごし方。自分自身とゆっくり向き合える、第二の故郷。三豊市仁尾町は、そんな場所になり得るかもしれません。

SHARE VILLAGE 仁尾:松賀屋

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「SHARE VILLAGE 仁尾」として選ばれた場所は、明治時代後期に建てられた「松賀屋」という古民家です。

「松賀屋」は、初代村長・塩田忠左衞門の旧邸。塩田忠左衞門は、塩業により莫大な富を得た後、学校の建設・お寺の修復・景観の保全・トンネルの開通など、地域の発展に多大な貢献をしてきた人物だそうです。

840坪の土地に360という建坪のお屋敷は贅沢な建築材をふんだんに使い、細部にまでこだわりを取り入れ、母屋に女中部屋、蔵も4棟あり、まるで小さなまちを思わせる空間となっています。

□出典:Makuake

秋田とはまた違った、素晴らしい場所になりそうですね。

「第二の故郷」をみんなでつくろう

detail_1625_1457324721左から:村長 武田昌大さん、家主 藤岡優さん、若大将 今川宗一郎さん、御意見番 丑田俊輔さん

シェアビレッジは、自分たちの「第二の故郷」をみんなでつくるプロジェクトです。

「田舎でゆっくりしたい。」
「でもどこに行っていいかわからない。」
「そもそも帰る田舎がない。」
そんなあなた!いっそのこと第二の故郷、自分の村を作りましょう!第二弾「シェアビレッジ(SHARE VILLAGE)」は海が見える香川県で開村します。

□出典:Makuake

そして、シェアビレッジが掲げるビジョンは、「地方をつないで100万人の村をつくる」です。村民が増えれば、その分、全国の古民家をみんなの「村=第二の故郷」として、守り続けていくことができます。「村」が増えれば、日本全国に帰る場所と仲間ができます。

シェアビレッジの「村民」にご興味のある方は、是非プロジェクトページをチェックしてみてください。そして、ご共感頂けたら、周囲の方へのシェアをお願いします。

村民になりたい方は、一緒に年貢を納めましょう!

第二弾!年貢を納めて村民に?!
シェアビレッジが西日本進出。新村は潮風香る陸の孤島

ABOUTこの記事をかいた人

高橋慶彦

東北から、地方の魅力を世界に伝える。広告代理店・印刷会社の代表取締役。PR・販促支援で企業・官公庁の実績多数。地域PR・商品開発・上場企業のマーケティング支援・東北の起業家のブランディング。TOHOKU 2020 主宰/秋田移住計画 主宰/東北イノベーション大学 学長




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高橋慶彦

東北から、地方の魅力を世界に伝える。広告代理店・印刷会社の代表取締役。PR・販促支援で企業・官公庁の実績多数。地域PR・商品開発・上場企業のマーケティング支援・東北の起業家のブランディング。TOHOKU 2020 主宰/秋田移住計画 主宰/東北イノベーション大学 学長