秋田県民なら知っておくべき、滝平二郎の世界

main□画面キャプチャ:滝平二郎の世界

秋田県民なら、このタッチの絵を見たことがあると思います。

日本の切り絵・版画作家である滝平二郎さんの作品です。

現在、秋田県立近代美術館(秋田ふるさと村内)で「滝平二郎の世界」が開催されています。

切り絵・版画作家、滝平二郎の世界

子どもの頃、『八郎』という絵本を読んだのを覚えています。

作:斎藤 隆介さん、画:滝平 二郎さんによって生み出された、秋田県の八郎潟に住む、八郎という男の話です。

【あらすじ】
八郎は、大男。
どんどん大きくなり、ついには山ほどの大きさにまでなります。
ある日、村の田んぼが海に飲み込まれるのを防ごうとしている人たちを助けようと、八郎は山を動かして海の水をせき止めます。
村人たちは、とても喜びました。しかし、これが海の逆鱗に触れることになるのです。その怒りは、津波となって村を襲い、八郎は必死で村を守ろうと海に入り、波をくい止めます。
沈みゆく意識の中、八郎は自分がなぜ山ほどの大きさになったのかに気付きます。

わかったあ!
おらが、なしていままで、おっきくおっきくなりたかったか!
おらは、こうしておっきくおっきくなって、こうして、みんなのためになりたかったなだ、んでねが、わらしこ!

□出典:八郎

「自分は、何のために生まれてきたのか。自分の使命は、何か。」『八郎』の生き様は、そんな問いを私たち自身に思い起こさせてくれます。

秋田弁で書かれた言葉と滝平二郎さんの力強い絵が、『八郎』の世界観を見事に表現しています。

その滝平二郎さんの企画展が、秋田県立近代美術館で開催中です。

滝平さんのご子息がラジオ出演

秋田県横手市のローカルラジオ、横手かまくらFMさんが「滝平二郎の世界」を取材した内容が放送されます。滝平二郎さんのご子息・加根さんのインタビュー番組は、10月28日・29日に放送。

□本放送:
 10月28日(水)
 17:00~17:10
□再放送:
 10月29日(木)
 12:00~12:10

滝平二郎さんは、昭和26年に横手市で1ヶ月ほど滞在制作をされていました。そしてその間に、『八郎』を共に生み出した作家・斎藤隆介さんに出会っているということで、秋田・横手には特別の想いを持ってくださっているそうです。

インタビューでは、滝平さんが秋田に対する熱い思いを語ってくださいます。是非、チェックしてみてください!
□詳細:横手かまくらFM

イベント情報

「滝平二郎の世界」
□期間:2015年9月19日~11月23日
□場所:秋田県立近代美術館 MAP
   (秋田ふるさと村内)
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