100cm超えの巨大鯉を狙え!「全日本野鯉・鮒釣り大会」-秋田/八郎潟

高橋慶彦


MACHI LOG 東北編集長

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秋田県にある湖、八郎潟は日本有数の鯉(こい)の釣り場です。過去には、日本最大級の116センチもの巨大な鯉が釣り上げられています。

そんな八郎潟で、9月18日から20日の3日間に渡り「第26回全日本野鯉・鮒釣り大会」が開催されました。

私も鯉釣りファンの一人。参加はできなくてもせめて表彰式だけでも見たいと思い、最終日の20日に大会をのぞいてきました。

全日本野鯉・鮒釣り大会が秋田で開催

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八郎潟の大会本部に到着したのは、大会終了2時間前の午前8時。はい、若干寝坊しました。

釣り場前には県外参加者の車がひしめき合い、テントも並んでいます。荒天でも実施される大会なので、皆さん並みの覚悟ではない模様。

3日間を戦い抜くための装備が普通じゃない

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カメラを持ってウロウロしていると、強面の方々から声をかけられました。かなりビビりつつ、お話を聞いてみると、関東からはるばる参戦しに来たというお三方。

福井県水月湖で110センチの鯉を釣り上げたり、山梨県河口湖で鯉釣り大会を主催したりしているという、筋金入りです。

「ぜひ紹介してくれぃ!」

ということで、鯉釣り専用に改造した車の前で記念撮影。

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お車拝見。上の棚には、いろんなエサや仕掛け。下の引き出しには釣り竿や小物が並んでいます。
これで、どんな状況やトラブルにも対応できます。

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こちらは車内。かなり快適そうです。ベッドの他、電子レンジまで!
でも、車内でくつろいでいたら、鯉が掛かってもわかりませんよね・・・?

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そこで使うのが、こちらの「アタリセンサー」。

鯉が掛かって釣り糸が引っ張られると、竿立てに取り付けられたセンサーが反応して無線を飛ばします。車内の受信機は、音と光でお知らせ。しかも、複数並べている釣り竿のどれに鯉が掛かっているか、番号を見ればわかります。

どんなに爆睡していようと、これで掛かった鯉を逃がすことはない!!
3日間に渡る大会は、釣り人をここまで本気にさせます。

大会期間中は、まるで「鯉釣り博覧会」

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参加者の皆さんはそれぞれこだわりの仕掛けや道具を使い、さながら鯉釣り博覧会!
80歳を超えるベテラン参加者の釣り方。竿立てに取り付けられた、アンテナ付きの白い機器は「アタリセンサー」の一種。

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山形から参戦しているこの方は、鯉が掛かると自動で竿を振り上げる竿立てを自作。
鯉が掛かるのを待つ間、釣り糸は水底を這っています。竿を振り上げることで、釣り糸と水底の障害物や砂利がこすれ合って切れてしまうのを防ぐのだとか。

鯉釣り専用車や十人十色の道具など、鯉釣り好きには夢の様な光景が広がっています。
釣りをしたことがない人でも、参加者のこだわりっぷりを楽しめます。

今年の優勝記録は!?

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軽量終了時間の10時を目前に、大会本部には大物の鯉が運ばれてきます。
この大会、そもそも80センチ未満の鯉は計測対象にすらなりません。
多くの参加者は、その壁の前に敗れ去っていきます。

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90センチを超える鯉の計測に色めき立つ会場。
大人4人がかりでも、暴れる巨鯉を押さえつけられないことも。

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3日間を戦い抜き、優勝したのは岩手県からの参加者。
記録は、全長93.5センチ、重量8.6キロ!
おめでとうございます!!

しかし、こんな大物でも、八郎潟が持つ最大記録116センチに20センチ以上及ばないというのですから、いかに記録更新が難しいかがわかります。

最後に:大物を狙うなら大会後が狙い目!

大会期間中、八郎潟の目ぼしいポイントには撒きエサが投入されています。

そのポイントにはエサを求めて鯉が寄ってきます。つまり、大会終了後に仕掛けを投げ込めば短時間で釣れる可能性があります。もしかしたら、記録を塗り替える巨鯉が釣れるかも!

大会情報

□会場:うたせ館(八郎潟展示館)
□来年の申込:
 八郎潟町役場「釣り情報」をチェック

□寄稿:出雲 広大さん

ABOUTこの記事をかいた人

高橋慶彦

「東北の魅力を世界に伝える」を使命に活動中。MACHI LOG 東北編集長、広告代理店・東北プリントワールド株式会社と有限会社雄物川印刷の代表取締役。PR・販促支援で企業・官公庁の実績多数。