【閲覧注意】心霊事件、赤い手形。本当にあった怖い話-秋田/県南

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5年ほど前、取引先の方と秋田県横手市のスナックへ行きました。

その日は平日ということもあり、お客さんは私たちだけで、1つのテーブルに女の子とボーイさん全員で集まり、お酒を飲みながら楽しく話をしていました。

お店に霊能者の方が来たことがあるという話から、自然にボーイさんが自分の心霊体験を話し出しました。

怖い話:心霊事件、赤い手形

私、夜はこの仕事をしていますが、昼はトラックの運転手をやってるんです。その日、運転している最中に眠くなってしまい、公園で仮眠をとろうと駐車場に入りました。

車を止めて、寝ようと思った時、橋のところに何かぶら下がっているのが見えたんです。何だろうと身を乗り出し、よく見てみると、それは髪の長い女の人でした。

そうです。それは、首を吊り、自らの命を絶ったであろう女性の姿。

すぐに警察へ電話しました。これで、私は事件の第一発見者となってしまったわけです。殺人事件の可能性もあるため、その日は、第一発見者として遅くまで取り調べを受けました。

ヘトヘトになり、帰宅。もちろん、気持ちの良い体験ではありませんでしたが、それほど気にも留めていませんでした。

あの事件が起きるまでは。

それから数日後の週末、私は自分の車で横手から本荘方面へドライブに出かけました。

国道107号を気持ちよく走っていたのですが、昼間だというのに、後ろの車がライトを点滅させているのに気付きました。

最初は、「何よ!あおってんなが?(何だ!煽ってるのか?)」と思いながらも無視していたのですが、あまりにもしつこいためイライラが募り、私の我慢も限界を超えました。

ちょうど信号が赤になり、私は車を停止し、ドアを開けて後ろの車へ歩いて行きました。窓をコンコンと叩き、怒りをぶちまけました。「さっきがら、んが、何やってんなよ!(さっきから、お前、何してだ!)」

すると、運転席に乗っていた男性が、車の窓を開けて、怯えながら言いました。

「あんたの車の上に、ずっと、髪の長い女が、しがみ付いてたんだよ。」

「何を言ってるんだ、こいつ。」と思いながら、その男性に車を降りてもらい、2人で私の車まで行きました。

私は、凍りつきました。

車の屋根には、ベタベタと赤い手形が無数に付いていました。それだけではありません。その手形は、なんと後部座席にも。

その男性に話を聞くと、女性が車の上にしがみ付いたまま走っていたので、その異常事態を知らせようとライトを点滅させたそうです。それを聞いて、体がガクガクと震え出しました。

公園で見た、髪の長い女性が頭をよぎりました。

何とか気持ちを落ち着かせ、家族に連絡し、その日は家に戻りました。車もお祓いをしてもらい、今のところ事故などは起きていません。

でも、時々思うんです。

あの時、信号で止まらずに走り続けていたら、どうなっていただろう。

手形が後部座席にもあったということは、すぐ後ろに女性が来ていたのでしょうか。もしかしたら、もう少しで私に届いていたかもしれません。

「あと少しだったのに。」

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