江戸時代に400軒の鰻店!? 土用の丑の日!江戸時代のうなぎブームを紐解く

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夏といったら鰻!毎年この時期に鰻を食べる人も多いのではないでしょうか。ということで今回のお題は“鰻”です。

誰が流行らせた?土用の丑の日

土用の丑の日が定着したのは幕末頃で、あの天才肌・平賀源内が始めたとされる説と、マルチな文化人・大田蜀山人が始めたという説があるようです。

平賀源内 → 鰻屋に相談をうけた源内が「本日土用の丑の日」と書いた看板を掲げるようアドバイスしたところこれがあたって広まった。

大田蜀山人 → 鰻屋のために「土用の丑の日にうなぎを食べると無病息災」と書いて張り出してあげたらこれが広まった。

土用は夏だけじゃない!丑の日も1日だけじゃない!

土用は陰陽五行説による四季の移り変わりを表す節目で、各季節の最後の方の18日間を指しているそうです。四季の移り変わりなので年に4回あるんですね。

丑の日は、というと十二支を基に12日に割り振られたものです。年によっては土用の間に丑の日が2回ある年もあります。2015年は丑の日が2回!忠実に丑の日を守る人は2回食べに行かなくては!ですね。

江戸だけで400軒の鰻専門店!?

大流行の鰻屋は、鰻だけを扱うお店が400軒ほどはあったと推測されるそうです。現在のちらしと同じ広告の意図がある「江戸前大蒲焼番付」というものが残っています。

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画像出典:東京都立図書館

ここには221軒の鰻屋が掲載されていますが、お金を出して掲載してもらうものなので広告掲載できないお店や露天売りなども入れると倍ぐらいはあったのではないかと推測されるそう。ちなみに現在東京都には鰻屋は60軒程あるようです。

鰻の蒲焼き商品券があった

「鰻切手」と呼ばれる蒲焼き商品券があったそうで、接待や贈答に使われていたそうです。蒲焼き用の商品券があるなんて鰻がいかに親しまれていたかが分かりますね!

割り箸も鰻屋から生まれた!?

蒲焼きをさくのにちょうど良いということで鰻屋に竹製の箸が登場。当時「引裂箸」「割りかけ箸」と呼ばれたこれが後の割り箸になったとか。

土用には、「う」のつくものを食べると病気にならないという伝承が昔から地方にはあったようで、鰻とならんで梅干しやうどん、瓜、うさぎなども食べられていたそうです。当時は高価で食べられませんが現代なら“牛” 焼き肉もオッケーですね!

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