徳川斉昭が創設した「弘道館」。現代社会に通じる精神とは!?

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明治維新の原動力となったと言われる水戸学。日本最大の藩校「弘道館」についてまとめてみました。

第9代水戸藩主の徳川斉昭が創設した「弘道館」

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画像出典:弘道館事務局

前藩主であり兄である斉脩(なりのぶ)が33歳で死去。子供を残さずに亡くなった為、斉昭は30歳で藩主となり弘道館を創りました。

斉昭が藩主となった当時、どの藩でも財政が破綻し藩の秩序がゆらぐ自体となっていました。斉昭は即座に改革に着手します。水戸藩の天保改革と呼ばれるこの改革では、質素倹約の励行、軍備の充実、学校の建設、検地・農村対策、社寺改革などが行われました。

水戸の天保改革は、諸藩の幕末期の改革に先駆け、水野忠邦の天保の改革に示唆を与えたともいわれています。

11年の歳月をかけて完成

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画像出典:弘道館事務局

藩の財政が困窮する中、藩校設立には反対意見もありましたが、1835年から5年間毎年5000両の金が与えられることが内定し、実行に踏み切ります。(1両=何円というのは難しいそうですが江戸時代後期は5万円と推測されていることが多いようです。江戸時代初期は20万円だとか…)

弘道館は1841年、斉昭が藩主になってから11年後に開館しました。

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