「三方よし」の飲食店オンライン予約サービス
飲食店、顧客ユーザー、自社が、WIN WIN WINの構造を持つ予約サービス
「楽っと予約」を運営する上海ラクトコンサルティングの今宮さんと兼平さんにお話を伺いました。
今宮さんは、学生起業を経て、上海に単独進出し、1人でサービスをたちあげたグローバルな起業家です。
上海ラクトコンサルティング働く兼平さんも、高校卒業後、ワーキングホリデーを経て上海の大学に入学。今宮さんの事業に惚れ込み、インターンで入社。大学を卒業せずに、そのまま正社員になったグローバルに活躍する日本人です。
日本を飛び出し、活躍する人たちは、エネルギーで満ち溢れてました!
WIN WIN WINの構造が事業には必要
まずは、楽っと予約のシステムから見てみよう
1,「楽っと予約」のビジネスモデルは、顧客ユーザー(主に日本人、日本からの観光客、駐在員等)は、「楽っと予約」を活用して、飲食店に予約をします。(飲食店と顧客ユーザーがWIN)
2,飲食店は、顧客ユーザーが使った金額からの一定額を、上海ラクトコンサルティングに紹介料として支払う(上海ラクトコンサルティングがWIN)
さらにここから面白いのは、3番目の付加価値です。
3,上海ラクトコンサルティングは、顧客ユーザーに使った金額の一部をポイントとして還元することで、顧客サービスを行い、結果、高いリピート率を得ている。(上海ラクトコンサルティングと顧客ユーザー、飲食店がWIN)
顧客と飲食店から支払った飲食代金を確認する事で、金額のずれがしょうじないような工夫がされています。
今後は、この確認プロセスを、ITを活用して簡略化し、まずは、上海全土のシェアを確保することを目指しているそうです。
強みは、起業家自身。
自ら参入障壁の低さを認めた上で、「強みは、自分が飲食店探しが好きで、 自信をもって紹介できるお店にしか導入していない」と語る今宮さんの言葉は とても説得力があります。
今宮さんは、学生時代に、休講情報の配信サービスで起業をし、学生のニーズを 的確におさえていた事業は、順調に拡大。しかし、就職氷河期という時代背景もあり、 なかなか企業から広告がつかずに、惜しまれながらも閉鎖したそうです。 自らも大きな負債を背負い、昼夜問わず働き、完済した経験も持つ起業家です。 学生時代に勉強をしていた中国語と時代の流れを的確に読み、3年前に「世の中に、楽しみ、感動体験を生み出す」を事業ミッションに上海ラクトコンサルティングを創業されました。
「とにかく楽しく、目の前の人に喜んでもらう事が一番嬉しい」と語る今宮さん成功している起業家の共通点は、常に顧客視点を考えています。 この顧客視点があるからこそ、「楽っと予約」は、加盟店を順調に増やしているのだろうと思いました。
まだまだ伸びる上海にチャレンジしませんか?
上海ラクトコンサルティングは、グローバルな日本人育成にも積極的に取り組んでおりインターンシップの受け入れなども積極的に行なっているそうです。 今の学生は、すでに先駆者が道を切り拓き、整えてくれている土壌があります。10年前と比較すると上海への進出も数倍楽になっているでしょう。
上海で活躍する日本人起業家の表情は、とても明るいです。上海は、成熟したと言われているが、ここからさらに伸びる可能性も感じると皆さんおっしゃいます。
道を歩いていても、行き交う人達から活力を感じます。チャレンジしてみたい、したいけどなかなか一歩踏み出せないという人はまずは、上海に訪れてみると良いと思います。食べる場所に困ったときは、我々の先輩が作ってくれた「楽っと予約」もある。準備は、全て整っています。
後一歩踏み出せるかどうかは、あなた次第です。