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宮崎県日向市で開催された「地域で稼ぐ人」を育成する起業塾「日向ドラゴンアカデミー」。
この講座からひとつのプロジェクトが生まれ、現在クラウドファンディングが実施されています。
起案者は、平田清志さん。「障がいを武器に社会変革の波を起こす」ことを掲げて、活動しています。
「なぜ自分が」誰でも直面する可能性がある
平田さんは、高校生のときに難病指定の「網膜色素変性症(もうまくしきそへんせいしょう)」という病気を羅患します。
サッカー少年だった平田さんは、「なぜ自分が」という思いにかられ、一度は全てを投げ出したくなるほどの思いだったといいます。
しかし、サッカーが大好きだという思いが、平田さんに新たな使命を与えることになりました。
相互理解し、意識を変えていく
宮崎県の総人口をみてみると、人口は減っているのに、障がい者の数は増えているのです。総人口が減っているということは、障がい者の方も、社会参加し、経済活動を行うことを求められているといえます。その環境づくりが、今求められていることだと思います。
平田さんはこのように語り、自らも宮崎県網膜色素変性症協会を発足させ、患者同士の連携をはかることを始めています。
ブラインドサッカーの可能性
※画像出典: FAAVOプロジェクトページ
健常者と障がい者が互いを尊重し、共に活躍できる社会を実現するための一歩目として平田さんが取り組んでいるのが、宮崎県でのブラインドサッカーの普及です。
ブラインドサッカーは、障がいの有無に関わらず一緒にプレイすることができ、相互理解につながるものです。
ブラインドサッカーは、健常者の方にとっても見えないという状態を体験でき、一緒に楽しみながら意識を変えるようなきっかけになるものだと思います。
しかし専用の設備が高かったり、まだまだ普及に時間がかかっているのも事実です。
そこで平田さんはクラウドファンディングを通じて、広く普及するための資金を募集しています。
まずは、体験イベントを実施するところから始めたいと語る平田さん。
将来的には、宮崎県にブラインドサッカーのチームを作りたいと思っています。そこから日本代表になり、パラリンピックにでるような選手が育つことが夢です。
ブラインドサッカーを通じて社会変革をおこなっていきたいという平田さんの思いは、少しずつ広がり、協力者も増えてきています。
まずは、クラウドファンディングを通じて、挑戦への一歩を踏み出しています。