移住者が安心して暮らせる環境をつくる
□画面キャプチャ:NPO法人秋田移住定住総合支援センター
「自分たちの使命は、移住者が安心して暮らせる環境をつくり、不安を取り除くこと。」と、齊藤さんは語ってくれた。
移住を検討している人たちには情報提供や移住相談を行い、移住した後も様々な相談にのりながら、不安を取り除けるように日々活動を続けているという。
移住前の不安
□移住者への地域の反応
□子供の学校環境・待機児童の状況
□仕事があるのか
特に多い不安として、この3つを挙げてくれた。このような人たちには、移住体験ツアーをお勧めしたり、きちんと状況を説明したり、企業の情報を提供したりしている。
移住後の不安
移住後の不安は、「人とのコミュニケーションの問題」がほとんどだという。
齊藤さんは、まず、移住された方の話をきちんと聞いて、具体的にどんな悩みがあるのか、また、どんなことに興味があるのかをしっかり聞くことを大切にしているという。
その上で、地域活動の情報提供をしたり、移住者ネットワーク交流会への参加をお勧めしたりして、どうすれば移住されてきた方々ご本人が、豊かな生活を送れるのかを考えながら、提案をしているそうだ。
やりたいことが自由にできる場所
齊藤さんは、このような活動を通じて、「秋田に来れば、やりたことが自由にできる。秋田でチャレンジしてみよう!」と考えて移住してくる人たちが増える未来を描いている。
実際、そのように目的意識を持って、自己実現ができている移住者も秋田県にはたくさんいると伝えてくれた。
移住して、パン屋さんを始めてお店が繁盛している人、農業で起業(就農)して事業を行なっている人、企業の幹部人財として活躍している人もいる。